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テーマ:野鳥好きっ♪(15708)
カテゴリ:野鳥
3月16日(金) 今朝は曇天。 日中から夕方には雨が降るかも、ですね。 北を通過した低気圧の前線が、南下し日本列島を横断していくようです。 「房総風土記の丘」の古墳群の傍らの植え込み。 ここから野鳥が三羽飛び出してきました。 一番手前はアカハラ。 後ろの二羽はカワラヒワでした。 下の写真は、飛び出してきた時の様子です。 でもね、この子は本当にアカハラかなぁ。 後ろ姿では瞬間アカハラと思ったのですが。 日陰なので良く分かりません。 何だかなぁ、胸と脇腹の赤が、少し中途半端じゃないかと・・・ シロハラ疑惑は拭えませんが、 アカハラで書き出してしまいましたので、ムリヤリ話を続けます。 アカハラに良く似た種では、マミチャジナイがいます。 かなりそっくりさんです。 日本には渡りの途中に現れる旅鳥だそうです。 従って、春と秋の2回見られます。 ところで、このアカハラは何かをゲットしました。 暗くてよく分かりませんね。 チャジナイはもともとアカハラのこと。 眉が白いからマミジロチャジナイとなり、さらにマミチャジナイと略された模様。 ところでこの子は、やっぱりシロハラだろ アカハラとマミチャジナイは、 眼の上の眉斑とアイリング以外、ほとんどそのまま瓜二つ。 千葉県にも現れるそうなので、アカハラ見かけたら注意しましょう。 マミチャジナイかもしれません。 マミチャジナイはとんでもなく長距離を移動するのだそうです。 主な越冬地はインドネシア、タイ、マレーシア、ミャンマー、ラオスなど東南アジアから、 インド、バングラデシュ、ミャンマーまでたいへん広範囲。 主な繁殖地は、中国北東部やロシア東部。 この移動距離はコハクチョウ並ですね。 いや、コハクチョウ以上かもしれません。 アカハラの生息地については、親爺的には今のところはっきりとしなくなってしまいました。 Web上でも、記述によってかなりバラバラ。 日本には夏鳥として現れ繁殖するとか、 越冬地はフィリッピン北部、中国南部と記されているものもあります。 しかし、千葉県北西部では現に真冬に何度も見かけています。 やや気温が上がり始めた先週の日曜日、先々週の日曜日にも、アカハラの元気な姿を見ました。 記述によっては、本州中部以北で繁殖し、本州中部以南で越冬するというものもありました。 繁殖地は山地だとするものもあります。 日本列島は南北に細長いですから、出現時期は地域によってかなりバラツキがあるのでしょうか。 下の写真は、3月7日の日記に登場したアカハラです。 この子はどこから見てもアカハラ しかし、どうも頭の色が濃いなぁと思いませんか アカハラにはオオアカハラという亜種もいるそうです。 こちらは上の写真の子のように、頭部の色彩が濃い目なのだそうです。 関東地方で冬越ししているのはオオアカハラで、 夏場に見かけるのはアカハラだという説も有力です。 オオアカハラの存在も、混乱に拍車をかけていましょうかね。 はたしてアカハラは冬鳥なのか夏鳥なのか。 親爺は未だ夏場に鳥観をしていませんから、今後検証する必要がありますな。 で、3月7日の日記に登場したもう一羽のアカハラ。 下の写真の子ですが。 今一度冷静になって観てみますと、これはシロハラじゃないかなと・・・ やっぱりこの子もどこから見ても、シロハラで間違いないですね 本当に紛らわしいなぁ。 脇腹が少々赤くてもシロハラ お顔ではほぼ判別不能。 やっぱり胸と脇腹の色で判断するしかありません。 もともと遺伝子の差はごく僅からしいのですが・・・。 これは聞きかじり。 いろいろ書いていますが、この子はやはりシロハラなのでしょうね。 胸を張ってどうだとばかりに見せてくれました。 江戸時代には、アカハラもシロハラも区別はされていなかったようですよ。 どちらもシナイ。 その後アカハラはチャジナイとなりました。 これは前述の通り。 両足揃えてピョンピョン歩き。 ツグミの仲間は、脚とくちばしが発達しています。 着地のシーン。 「おいらはシロハラだよ」と言っています。 まぁ、とりあえずどれでもいいや。 初心者の親爺には、未だ正確に見分ける能力はありません。 勉強中の身なのです。 それにしても、どれも可愛いのでお会いできると嬉しくなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.16 17:52:28
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