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テーマ:野鳥好きっ♪(15709)
カテゴリ:野鳥
5月24日(木) 昨日の午後から降り始めた雨も、早朝には止んでいました。 しかしながら、大気の状態は不安定。 午後雷雨に見舞われるかもしれません。 このところ、お天気の移り変わりが周期的になって来ました。 週央が雨で、週末は晴れ。 このような周期は歓迎です。 桜の樹が生い茂る、ご近所の公園の斜面。 品種はソメイヨシノやオオシマザクラなど観賞用の桜です。 3月から4月にかけて、毎年きれいなお花を咲かせます。 そして今の時期、樹によっては小さな実がたくさんなります。 お花の時期には、 甘党のメジロやヒヨドリたちがお花の蜜を吸いに来ます。 今は実を食べに大挙して押しかけています。 サクラの樹は、基本的には自家不整合であり、自家受粉しないとされています。 同じ種類のサクラの花粉では、実が成らないわけですね。 したがって、このサクラの林には異なる種類が混植されているようです。 必ずしも全てのサクラの樹に実が成っているわけでもありませんよ。 そういうことですから、 メジロたちが集まる樹も自ずと限られてきます。 メジロと会いたい親爺にとっては、たいへん好都合ですな。 多くの実をつけたサクラの樹の下で、待ち受けていれば良いのです。 この日は、キャンプ用の小さな折り畳み式のイスを持っていきました。 このイスに座って、じっくりと観察です。 サクラの実とサクランボは同じものではありませんよ。 サクランボと呼ばれているのは、オウトウ(桜桃)の果実です。 もっとも、分類上はオウトウもサクラの一種ですが・・・。 多くがヨーロッパ原産ののセイヨウミザクラ系とのこと。 佐藤錦やナポレオン等が有名ですね。 同じサクラでも、出自が異なるのです。 観賞用のサクラの実は、サクランボとは異なりあまり美味しくないといわれます。 メジロたちが、あまりにも美味しそうに食べているので、親爺も一つだけ嘗めてみました。 お味は 個体によっては、くちばしの先端がわずかに赤くなっています。 アップしないと気が付きませんが、なかなかのチャームポイントです。 春先にはとても目立ったこの身体。 萌黄色の桜の葉っぱに溶け込んで、完全な保護色となっています。 動いていないとまず気が付かないでしょう。 メジロたちは、赤い実には手を出しません。 黒くなったを選んで食べていました。 お目眼が真剣です。 沢山生っていますので、むきにならなくてもと思いますが、 この子たちにとって、お食事はいつも真剣勝負なのでしょう。 葉っぱの陰に隠れていますが、 サクランボの実を丸ごと一つ、ゲットできたようですよ。 トップの写真では首尾良く咥えていますね。 この写真はその続きなのです。 サクラのお花の季節以降、我が家の周りから、 メジロやヒヨドリの姿が、ほとんど見当たらなくなってしまいました。 このベジタリアンたちの多くは、このような場所に移動していたようですな。 しかしながら、姿は見えずとも、 「チー、チー」、「チーチル、ピーチル」といった可愛い声は良く聞こえるのですよ。 親爺は密かに、メジロの地鳴き、 メジロの番が呼び合う声ではないかと思っております。 今年は我が家のヤマボウシの樹ではなく、 ご近所の樹に巣を架けたのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.24 17:49:03
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