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USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか？ V字回復をもたらしたヒットの法則 [ 森岡　毅 ] 価格：1540円（税込、送料無料) (2021/8/7時点) 楽天で購入 ​アマゾンに行く​

プロローグ　私は奇跡という言葉が好きではありません
□ 追い詰められた中でめちゃくちゃに加圧されると、頭の中で眠っている何かが目を覚まして、生き残りためのアイディアを生み出せるようになりました。

第1章 窮地に立たされたユニバーサル・スタジオ・ジャパン
□ 洗剤需要の大きさを阻害している構造的な理由がある
□ こだわるポイントが間違っている
□ テーマパーク事業の最大ボリュームゾーンでありながらUSJの長年の弱点だった「家族連れ顧客」を取り込むこと

第2章 金がない、さあどうする？アイデアを捻りだせ！
□ ビジネスは本質的な目的を正しく見据えることが大切です 
□ 必ずしも金をかけなくても、アイディアで感動は作り出せる
□  「失敗すると思うが、あなたのやりたいようにやってみなさい。その代わりどんな結果がでようと言い訳だけはぜっていしないように！」
□ 「自分が間違っていたことを非常にうれしく思う」

□ アイディアを考えるときは、まず目的を徹底的に吟味して定め、その次にアイディアが満たすべき「必要条件」を一番時間をかけて考えます。
□ 価値を生み出すアイディアの切り口は、経験上ほとんどの場合は「消費者理解」の中に埋まっています。
□ 見つかるべくして「宝」は見つかるのです。

第3章 万策尽きたか！いやまだ情熱という武器がある
□ マーケターは「消費者目線」を基本にしないとアイディアも戦略も判断も全てにおいて焦点がずれるのです。
□ 情熱が予測もできない局面突破を呼び込むことがある
□ 正しい目的であれば、追い詰められて駄目だと思っても、無理だと思わずぜってい諦めず執着し続けること。

第4章 ターゲットを疑え！取りこぼしていた大きな客層
□ シナジー効果
□ 長い目で見ると、幼児のときに1回、親になって1回、年をとってから孫と一緒に1回とパークへの生涯来場回数を２～３回増やすことができる

第5章 アイデアはどこかに埋まっている
□ 目的が正しいなら、方法が見つからなくても、やらねばならないことは自明だからです
□ リノベーション（改造）
□ 「ローテク」業界こそ、実はマーケターが最も活躍し成長できる舞台でもあります
□ もっと外に目を向けて積極的にアイデアを盗みにいった方が良い

□ 実感するポイントを事前に誘導しておくことで、消費者は体験価値の違いを知覚しやすくする
□ 困ったら、答えは現場にある
□ 「このアイデアを批判する前に、じゃあ誰でもいいから代案を出してみろ！」
□ アイデアというものはそんな安いものではないのです
□ 「これは天才的なアイデアだ！」「バットを振れ！」

第6章 アイデアの神様を呼ぶ方法
□ イノベーション・フレームワーク
　１．フレームワーク
　　　戦略的フレームワーク
　　　　目的、戦略、戦術の3段階を必ずその順番で考えていきます
　　　　最初に目的をよく考えて、明確に定義する
　　　　リスクも分かった上で、「今決める」か「まだ決めないか」を選ぶこと
　　　数学的フレームワーク
　　　　ロジカルに頭を使うことで正確にたどり着く確率が高くなる
　　　マーケティング・フレームワーク
　２．リアプライ
　　　外からアイディアを盗んでくる
　３．ストック
　　　日ごろからストックを蓄える
　　　気づかないことは考えられないのです
　　　多くの人は会社で働きすぎです。自分のインプットを増やす機会をどれだけ作れるかが、実は重要なキャリアの差を生むことを自覚した方がいいのです。
　４．コミットメント
　　　淡白な人に「確率の神様」は微笑んでくれないのです
□ ビギナーズ・ラックの正体
　・初心者の方が基本に忠実
　・初心者の方が最初から最後まで手を抜かず真面目
□ アイデアが実際にどれだけ成功するか

第7章 新たな挑戦を恐れるな！ハリー・ポッターとUSJの未来
□ 中途半端な強さの映画ブランドは、すぐに経年劣化して、結果的に効率的な投資になりません

エピローグ ユニバーサル・スタジオ・ジャパンはなぜ攻め続けるのか？

□ 中小企業や業界２位以下のような会社は、生き残るために攻め続けて勝ち続けるしかないのです
□ 会社を挙げて攻め続ける危機感をどこまで持ち続けられるか
□ ちゃんと勝つ意思を持って準備をすれば「周年の呪い」にだって勝てるのです

□ 「違うことをやる」か「「同じことを違うようにやる」か 
□ 変化への最大の敵は「現状への満足」
□ 一番大事なところに資源を集中しないと勝てません

□ 自分が本当に好きなことならば、これほどの力が自分の中から湧いてくる。