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2020年01月30日
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カテゴリ:牧場
今年18歳となったナリタボブサップ。現在は音更町の赤間さんの牧場で種牡馬として過ごしています。





現役時代は2010年ばんえいグランプリや2008年帯広記念など重賞6勝。カネサブラックやニシキダイジンなどのライバルとしのぎを削りました。
「ボブ・サップ」の名の通り、1200キロ台の大きな馬格が特徴。障害巧者で、1トンを一腰で上げた2010年のばんえい記念は伝説。鋭い末脚も魅力でしたね。


2013年3月の引退式の様子



2歳時(2004年)、ホクレン賞(2着)のナリタボブサップ。若い!

2013年に引退し、産駒は4世代目までが走っています。メムロボブサップが3歳三冠を達成。シンエイボブやオールラウンダー、トワトラナノココロなど、活躍馬が増えています。
子どもたちも障害の上手な馬が多いように感じます。また、チャームポイントの鼻白も、引き継いだ子どもたちが多くてすばらしい(^_^)


ばんえいダービーで史上5頭目の3歳三冠馬となったメムロボブサップ


赤間牧場の開業は約40年前。種馬専門で繁殖牝馬はおらず、和牛も飼っています。
過去にはニュータカラコマなどの父、ナリタビッグマンやカゲオー、カネサスピードがいました。


1頭で過ごしています


ばん馬の場合、種馬になると馬体重が減ってスリムになりますが、ボブサップは「今でも1トンはあるのではないか」と赤間さん。
ものすごーくおとなしい!! 「孫たちが来たら乗せてやるんだ」。




体重の重いばん馬はひづめにかかる負担も大きいですが、特に馬体重の大きなボブサップも同様で、現役時代からひづめへの負担には気を遣ってきました。
夏などは幾度か、脚の状態が悪くなった時期もあったそうで、少し腫れた跡も残っています。牧場の馬は蹄鉄を履かない馬がほとんどですが、ボブサップは今でも蹄鉄をつけて過ごしています。







これからは種付けシーズン。春から7月上旬までは種付けに出かけるため不在が多いですが、その後は見学も受け付けているとのことです。
過去には、北海道の距離感覚がわからずに遅刻したり、前の日飲み過ぎて来なかったりというファンもいたそうです…。飲み過ぎは言語道断ですが、牧場を訪れる際にはその牧場の方や北海道の人に聞くなどしてから、余裕を持ったスケジュールで、安全運転でお願いいたします。


楽天競馬では、3月のばんえい記念に向けて「ばんえい記念に出走した馬たち」を追いかけた動画を製作中。
ナリタボブサップも取材していますので、楽しみにしていてくださいね。



「未婚の人が乗るといい」と赤間さんに言われて(理由は不明)、背中に乗せてもらった大滝アナウンサー!!





ボブサップは人なんか気にせずに草を食べ、マイペース(笑)
大滝アナウンサーに感想を聞くと「高くて怖い、と思ったのは最初だけで、温かくて安心した」とのこと。
ボブサップの背中は居心地がよかったそうで、そういえばカメラを持ってずっと乗っていましたね。
現役時の鬼脚のイメージがあったそうですが、乗る前に目を見たとき「優しい顔なんだぁ」と感じたことが、背中の感覚よりも印象に残ったそうです。



取材/小久保友香、小久保巌義 





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最終更新日  2020年01月31日 01時12分19秒



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