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カテゴリ:今週の注目&回顧
青空の下、真夏日を記録した8月1日(土)
ようやく、気づけば「暑い」と思わず口にしている事が増えてきました。 ただ、この暑さは馬には少し心配。 日中は仕方が無くても、夜になっても暑さが残ると辛くなる馬が多くなると良く聞きます。 ただ「牝馬の夏」という言葉があるように、牝馬に限らず夏になると調子を上げてくる馬も居ます。 この日のメインはオープンの一戦で人気を集めたセンゴクエースが今季初勝利を挙げました。 紅一点のミスタカシマは先行して粘って2着、そして3着には人気薄のシンザンボーイが入りました。 レースが終わって解説の競馬ブックの定政さんと話し、そこで気づいたんです……。 シンザンボーイは昨年11月に北見記念を勝利し、8歳にして重賞初制覇した事は記憶に新しい所です。 もう少し成績を遡ると4か月前の8月のばんえいグランプリで3着の後、北見記念の次のレースまで全て馬券圏内。 その前の年も、更に前の年も。7月~12月頃の成績は特に素晴らしいのです。 ↓ ↓ ↓ ↓ シンザンボーイ 夏から秋にかけ、調子が上がる馬も居ますね。 月別成績を見ると配当妙味がある馬を見つけられるかも! しれません、まあ参考に…。 さて翌日2日(日)は暑さが少し落ち着き曇り空。 メインには3歳の3冠戦の1つ目。ばんえい大賞典が行われました。 人気は2歳2冠トップハンデ700キロのキョウエイリュウ、イレネー馬のコマサンダイヤに集まりました。各馬、ほぼ横並びで第1障害を越えると、そこからコウテイ、トワトラナノココロが抜け先行し、コマサンダイヤ、キョウエイリュウ、ブラックサファイアらが続きます。 第2障害では、コウテイ、コマサンダイヤが最初に仕掛け、まずコウテイが降りて、その後ブラックサファイア、そしてコマサンダイヤが降ります。 そこからブラックサファイアが良い脚で抜け先頭にたち、引き離します。これをコマサンダイヤ、その後に降りたカイセドクターが追いかけます。ゴール手前でブラックサファイアの脚色が鈍り、止まると。これを粘り強く歩くコマサンダイヤ、そしてカイセドクターが交わし2頭並んでゴール。接戦でしたが、わずかに先にソリを早く引き切ったのはイレネー馬コマサンダイヤでした。 ※主催者から頂いた写真です カイセドクターは惜しくも2着、その後、立て直したブラックサファイアが3着。 コマサンダイヤを管理する金田勇(かねた・いさみ)調教師、騎乗した島津新(しまず・あらた)騎手はともに「ばんえい大賞典」初制覇となりました。お二人のインタビューはこちらから。 ↓ ↓ ↓ ↓ 第45回ばんえい大賞典BG3コマサンダイヤ 人気を集めたキョウエイリュウは6着という結果。トップハンデの影響か、それともレース間隔が空いた影響か、いつものキョウエイリュウの脚は今回は見られませんでした。 2歳時はイレネーこそ敗れましたがキョウエイリュウの独壇場の印象が強かった現在の3歳世代。 しかし、今回のレースを見ると勝ったコマサンダイヤや近走の成績が良いカイセドクター、ブラックサファイア等らが力をつけてきた印象。 今年の3歳3冠戦は、そう簡単には決着がつかない予感です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月04日 09時10分05秒
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