遺伝子の継続、そして遺伝子の希望
2017年(H.29)3月11日。おぎゃ~と生れて22189日。この頃思うことは遺伝子についてだ。人は孤独な生き物であり個体としては生まれ落ちてこの方、ひたすら死に向かって時を過ごしている。そんな中で唯一の生きる希望は自分の遺伝子を受け継いだ子供がいるということだ。さらには、風土という遺伝子がふるさとを形作っていることだ。生まれるとは死のはじまり。生きることはその傍らに死が待ち構えて待ってくれている。こんな発狂しかねない状況で尚、平常心を保てるのは「遺伝子の継続」が自分の後ろにあり、「遺伝子の希望」が自分の前にあるからだ。家族というのは有難い。ふる里というのは有難い。家族のため、ふる里のため、できることをして生き切りたいと思う。