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テーマ:政治について(19908)
カテゴリ:政治問題
原子力安全委員会とは、原子力の専門家が集まって原子力発電を安全に運営するために必要な指針を策定する。その指針に従って、原発の現場が適切に運営されているかどうかをチェックするのが原子力安全・保安院の役目である。これが建前で、その通りに日常の活動がなされていれば、わが国の原発も有る程度の安全性を信用してよいと言えるのであるが、実際には、その通りになっていないので、わが国原発はまったく信用できないことを、5月18日の東京新聞が、次のように報道している;
2012年5月18日 東京新聞朝刊 12版 1ページ「『耐震、旧指針でも問題なし』保安院、安全委に表明要求」から引用 お役所仕事とはよく言ったもので、原子力安全委員会に名を連ねる原発推進派の御用学者には、原発の安全に対する責任感などは皆無で、本来は原子力安全・保安院を指導する立場であるにも関わらず、「旧指針でも耐震性に問題はない」と一筆書いてくれ、そうでないと、アンタしょっちゅう国会に証人喚問されることになるよ、いいの?それで?などと脅されて「分かりました、じゃあ、旧指針でも問題ないと書きます」などというのが実態だったわけである。こんなデタラメがまかり通ったために、志賀原発の安全性を求める訴訟でも原告が敗訴している。こういうデタラメをやった保安院の課長とは、どこの誰だったのか、実名を明らかにして刑事訴追するべきである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年06月02日 19時19分54秒
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