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2015年08月27日
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テーマ:ニュース(99411)
カテゴリ:歴史認識
 安倍首相が発表した戦後70年談話について、ルポライターの鎌田慧氏は18日の東京新聞コラムに、次のような感想を述べている;


 しらじらしいなぁ。安倍談話を読んでの感想だ。米軍とともに世界の戦争に参加する法案を強行採決した後に、日露戦争はアジア・アフリカのためだったと褒めそやす。どこに「積極的平和主義」の精神があるのだ。

 「断腸の念」とか「深い悔悟」など美辞麗句がてんこ盛り。全編これ被害者史観で、おのれの加害責任への反省がなく、言葉にへソがない。相手に甘えて「寛容」を強調している。その舌の根も乾かぬうちに「子や孫、その先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と断言する。

 謝罪が十分かまだ足りないかを判断するのは、被害を受けた相手であって、時間がたったからもういいだろう、いつまで言うんだ、と反省と謝罪を値切って、寛容を押しつけるのは倣慢(ごうまん)だ。

 この冗漫にして、のっべらぼうな作文には、国会答弁でいつも「わたしが責任者」と見えを切っているわりには、文責者の決意と責任性がこめられていない。

 言葉としては「武力の威嚇や行使も(中略)二度と用いてはならない」とはある。が、憲法のように「永久に放棄する」とは明言しない。安倍さん、なにを言っても信用されないのは「平和」「安全」と言いながら、軍事予算は増やすは、軍備は増強するは、と衣の下のよろいが剥(む)きだし、野望が丸見えだからだ。
(ルポライター)


2015年8月18日 東京新聞朝刊 11版S 29ページ「本音のコラム-へソのない話」から引用

 日露戦争はアジア・アフリカのためだったというのは後から取って付けたような言い訳で、実際には朝鮮半島を独占支配するのが目的であったことは、その後の歴史が証明している。今はまだ司馬遼太郎の創作に騙されている国民が多くいるが、やがて歴史の認識が国民に浸透すれば、いくら保守系の政治家でも、このような間違った歴史認識を語れる時代ではなくなるものと思われる。






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最終更新日  2015年08月28日 17時34分51秒
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