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カテゴリ:ニュース
一昨日、昨日と引用した東京新聞の記事は、自衛隊の不祥事について次のような識者の見方を掲載している;
2018年5月9日 東京新聞朝刊 12版 25ページ 「文民統制 揺るがす行為」から一部を引用 南スーダンに派遣された自衛隊の日報が隠蔽されていたことが発覚したとき、メディアはしきりに「文民統制が蔑ろにされた」問題であるかのように報道したものであったが、あれは問題に対するメデイァの認識が間違っていたのではないかと、私は思っています。文民統制が蔑ろにされたということであれば、防衛大臣が「日報を出しなさい」と命令したのに現場の自衛官が「処分しましたので、ありません」と答えた事件ということになるが、実際は、防衛大臣が「こんな、戦闘行為があったなんて書いた日報が世間に知れたら安倍政権が窮地に立たされるから、二度と出て来ないように始末しなさい」と命令して、現場は言われるままに倉庫にしまい込んだものと考えられます。したがって、現場としては文民の指示に従って行動したのであって、今さら文民統制がどうのこうのと言われる筋合いではないというのが本音というものでしょう。メディアには、そういうレベルまで掘り下げた調査報道を期待したいものです。また、自衛隊と憲法については、OBが憲法についてどのような意見を持とうとそれは一市民として自由ですが、現職の自衛官は職務として憲法遵守義務を負うという自覚があるのか無いのか、という点について報道してほしいと思います。特に、自衛隊幹部候補生学校などでは、どのようなカリキュラムで教育をしているのか、国民の前に明らかにするべきです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月19日 01時00分05秒
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