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カテゴリ:ニュース
将来に大きな借金やツケを残す政治をしている安倍政権を、若者が積極的に支持する「不思議」について、エッセイストの師岡カリーマ氏は20日の東京新聞コラムに、次のように書いている;
2019年7月20日 東京新聞朝刊 11版 25ページ 「本音のコラム-もっといい木」から引用 師岡氏のこの記事は示唆に富んでいると言えるのではないか。安倍政権は国の借金を減らすことに失敗し、年金準備金を株式相場に注ぎ込んで失敗し、原発の安全対策を怠って事故を誘発したため、後始末にこれから何十年かかるか検討もつかないという状況なのだから、若者こそ野党の主張に耳を傾け、よりましな政府の可能性を追求するべきなのに、正に羊の如くおとなしく現政権支持の姿勢を示しているのは、群れの大半が雨宿りできているので自分は濡れても我慢しているように見える。しかし、私は若者が何を考えているのか、分かる気がする。少人数の政党に加勢して苦労するよりも、財界の信任を得て大世帯を構える政党を支持していけば、やがていつかは自分にも「大きな木の下で雨宿りできる」立場が回ってくるはずだ。そう思って、どうしようもない安倍政権を支持している。そう考えると「謎」が解けたような気がします。野党が政権を握って改善できるはずの「格差社会」が、若者には、もはや「改善」は無理で、後戻りできない階級社会が目前に見えている、そういう事態に立ち至っているのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月28日 01時00分07秒
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