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テーマ:ニュース(100171)
カテゴリ:ニュース
都内で啓かれた再生可能エネルギーの普及をアピールする集会について、12日の「しんぶん赤旗」は、次のように報道している;
2020年2月12日 「しんぶん赤旗」 12ページ 「再生エネで社会にお金を」から引用 小規模の集会でも有意義なものは丁寧に報道するところが「しんぶん赤旗」の良い点です。通常のビジネスであれば、小規模のメーカーよりは大企業のほうが生産性に勝るので製品を安価で提供できるのが一般的ですが、電力業界では大企業は原発や石油の輸入コストがあるためそう簡単には電気料金を安くはできません。しかし、太陽光発電なら比較的安価に電力を供給できます。そこで消費者として問題に思うのは、零細企業だから資金力に乏しく、大企業との競争で経営に行き詰まりある日突然倒産したりすると、電力供給もいきなり止まってしまうのではないかという「不安」です。その「不安」に対して、上の記事では「東京電力の送電線を使っているので、契約した電力会社が倒産しても電力供給が止まることはない」と説明しています。これは、もう少し詳しく言うと、関東地区の送電線を維持管理するのは東京電力で、この送電線網に対し、東京電力を始め大小各種電力会社が毎日送電しており、消費者はその電力を消費するに当たり、送電している大小各種電力会社の中の一社を選んで使用契約を結ぶ。ただし、電力会社側は自社の送電量を超えた契約を結ぶことはできないというルールになっている。したがって、契約した電力会社がある日突然倒産しても電力はそのまま継続して供給され、消費者は事務的に契約先を変更するだけで継続して電気を使えるというシステムになっているわけです。あとは、原発の電気より再生可能エネルギーの電気を、という意識がどこまで広まるかがポイントになると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月24日 01時00分06秒
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