|
テーマ:ニュース(99419)
カテゴリ:ニュース
安倍首相のシナリオ通りに行けば、この夏には黒川検事長を検事総長に出世させるつもりで用意した検察庁法改正案は、世論の反対の声があったために強行採決できず、今国会での採決を断念した途端に、週刊文春が黒川氏の賭けマージャンについて、次のように報道した;
週刊文春 2020年5月28日号 22ページ 「黒川検事長は接待賭けマージャン常習犯」から一部を引用 当ブログ5月14日の欄に紹介した内田樹氏のツイートは「黒川さんも辞めるに辞められない事情があるんでしょう」と言っているが、その「辞められない事情」が「賭けマージャン」の事実を官邸に握られていた、ということだった可能性があるな、と私は思いました。だから、甘利議員も佐川局長(当時)も不起訴にせざるを得なかった。そして今年の2月で定年退職しようと思っていたら、官邸から「ちょっと待て。もう一働きしてもらいたい」と声がかかり、一先ず閣議決定で定年を延長したが、それに見合う法律を、と思ったところで世論の批判を浴びて採決を見送ってしまったので、「もはやこれまで」と官邸が黒川を見限って文春に売った、という筋書きではないかと思います。検事長という立場にありながら賭けマージャンをしていたことが発覚したのに、処分が「訓戒」というのは如何にも軽すぎると、誰もがそう思うのも当然ですが、しかし、官邸としてはここは手厚く処遇しておかないと、黒川氏が本当のことをペラペラしゃべり出したら大変なことになりますから、安倍政権としては必至で彼の「退職金は満額」を死守することでしょう。しかし、世の中としては、これはマズイのではないかと思います。ツイッターの投稿によると、2010年頃に千点100円の賭けマージャンをした自衛官が書類送検された事例があるとのことですし、別の若者のツイッターでは、来週にでも東京高検の前の路上に雀卓をもって行って「千点100円の賭けマージャン大会」を開催しようなどと呼びかけてました。よりによって東京高検の検事長という重要な立場にある人物の不祥事ですから、これはしっかりけじめをつけないと、国民の順法精神を大きく損なうことにもなりかねないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月26日 01時00分05秒
[ニュース] カテゴリの最新記事
|
|