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2020年09月07日
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テーマ:ニュース(99695)
カテゴリ:ニュース
病気のせいにして総理大臣の職を任期途中で、またしても投げ出した安倍首相について、5日の東京新聞・投書は、次のように述べている;


 安倍首相が辞意を表明。安倍政権崩壊。これで一件落着、とはならないのが政治の怖さだ。安倍氏が政権の座から降りたところで、膨大な負の遺産が残されていることに変わりはない。

 憲法違反の安全保障関連法をはじめとする強行採決の数々。実体経済とはほぼ無関係に財政赤字を増大させたアベノミクス。米国への過度な依存から生じている基地問題や防衛費の膨張・・・挙げればきりがない。

 目に見えるものだけではない。右傾化や歴史認識の問題、数々の疑惑がもたらした官僚らの忖度(そんたく)や隠蔽(いんぺい)体質などもそうだ。

 首相を辞めたからといって、その責任から逃れることはできない。私たちは安倍政治の批判を続ける必要がある。首相として言ってきたこと、やってきたことに関してだけは、忘れるわけにはいかないのだ。だから今後も批判に批判を重ねていかなければならない。あくまでも理性的に、事実に基づいて、安倍氏の政治手法とは正反対のやり方で。

 それにしても、である。政治家としてのあり方にこれほど疑問を抱かざるを得ない人物が、なぜ長期にわたり権力の座に居続けることができたのか。

 それは政権与党の力と意向にほかならない。安倍氏が国会でどれだけ空疎でお粗末な答弁を繰り返しても、疑惑のすべてをウソとごまかしで押し通そうとしても、自民・公明の両党は支え続けた。政策的なことはともかく、少なくとも首相としての振る舞いには両党に大きな責任があるはずだ。それとも、安倍氏同様、責任の自覚さえないのであろうか。


2020年9月5日 東京新聞朝刊 11版 5ページ 「ミラー-安倍政治の批判続ける」から引用

 以前の自民党であれば、疑惑がささやかれて政権を次にたらい回しするときは、一応形ばかりの「反省」や「改善策」などを述べ立てた上で、心機一転新たなスタートを切るという「演出」がなされたものであったが、今回の安倍政権ときた日には、森友・加計学園、桜問題のほかにも、賭けマージャン常習の検事長を無理やり検事総長にしようとしたりと、あまりにも「疑惑」が多すぎて、後継総裁になる予定の菅氏も、面倒くさいから「そのまま継承」することにしたらしい。考えて見れば、一国の総理の健康状態というのは、いわば国家機密であるから、仮に検査が必要でもメディアに気づかれないように病院に行くものであるが、安倍氏の場合は事前に官邸からメディアに情報を意図的にリークして、本人が病院に着く頃には病院玄関にテレビカメラがひしめく事態となっていた。そんなことを二回も繰り返した挙げ句、検査の結果報告の記者会見には主治医の立ち会いはなく、本人が勝手に「潰瘍性大腸炎が再発した」などと言っていたが、聞くところによると医師団の診断は「再発はしておらず、一時的なストレスによる体調不良」に過ぎないというのが真相だったらしい。しかし、一時的体調不良では「総理辞任」とは言いにくいので、なんとか「再発」ということで説明したいと本人が言うし、しかし医師団としては虚偽の説明はできない、ということで本人が一人で勝手なことが言える「記者会見」となったらしい。任期はあと一年なのだが、この一年にはうっかりすると自殺した関西財務局職員の妻が起こした裁判に証人喚問されるかも知れないし、法律の専門家が告発した「桜を見る会-選挙違反問題」で逮捕状が出るかも知れないなどと考えると、今のうちに「病気で辞任」にしておけば、多少は世間の同情を買えると踏んだ可能性が大きいと思います。





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最終更新日  2020年09月07日 01時00分05秒


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