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2021年06月28日
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テーマ:ニュース(99427)
カテゴリ:ニュース
性的少数者への「理解増進」を図る法案の国会提出が一部自民党議員の反対にあって頓挫した件について、エッセイストの師岡カリーマ氏は12日の東京新聞に、次のように書いている;


 知り合いの外国人男性から聞いた30年ほど前の話。交際していた日本人女性と喫茶店に行き、彼はアイスコーヒーを注文。でも出された茶色い飲み物をストローですするとそれはしょうゆだった。店員を呼び「しょうゆなんですけど」というと黙って引っ込め、次はコーヒーを持ってきた。

 これを外国人差別と呼ぶか、単なる嫌がらせととるかは別として、多くの読者は「信じがたい」「そんなことをする日本人は私の周りにいない」と思うだろう。私も同感だ。でも事実なのだ。

 世の中には、善良な多数派が想像もしないような差別意識が確かに存在し、それを向けられた人に対して「そんな差別はない」と否定したところでその事実は消えない。

 一方、こちらは否定すらされない差別。一部自民党議員が妨害しているLGBTに関する「理解増進法案」は、「差別は許されない」との文言が問題視され「成立すれば訴訟多発社会になる」と懸念されたという。つまり差別の存在は認めたことになる。その上で「許されない」の文言を拒否するなら、差別容認と取られても仕方がない。

 LGBTについて「種の保存に背く」と言った議員も、繁殖目的以外の性的行為はしない主義なわけではあるまい。仮に個人的信条に反するとしても、裁くのは天に任せ、法の前では平等であるべきだ。ただそれだけの話なのだ。
(文筆家)


2021年6月12日 東京新聞朝刊 11版 23ページ 「本音のコラム-プライド月間に寄せて」から引用

 この記事の冒頭では外国人男性が喫茶店でアイスコーヒーを注文したら「しょうゆ」が出てきた話が紹介されているが、私が聞いた似たような話はれっきとした日本人で、その人は認知症を患った老母と二人暮らしをしていて、ある晴れた日に「たまには外でお昼を」と思って母親を連れて少し離れた駅前のレストランで、母親の好物のピザと自分用のパスタを注文して食べ始めたところ、普段と違って母親がピザを一口食べたきり食べるのをやめてしまったので、不審に思って母親が残したピザを一口食べたら強い塩味がした。びっくりしてピザを裏返したら、そこには味噌が塗られていた。それ以後、そのレストランには二度と行かないことにしてる、というものでした。多分、そのレストランは若者を対象に商売をしたいので、年寄りが来ると若者が寄りつかなくなることを懸念したのだろうと「解説」してくれました。私もその話を聞いたときは、半信半疑でしたが、上の記事を読んで、あり得る話なのだなあと改めて驚きました。いずれにしても、自民党の良識派が理解の足りない一部議員をよく指導して、一日も早くLGBTに関する「理解増進法案」を可決成立させて、差別の無い社会の実現に向けて進んでほしいと思います。





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最終更新日  2021年06月28日 01時00分05秒


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