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2024年06月16日
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テーマ:ニュース(99410)
カテゴリ:ニュース
兵庫県の県知事をめぐるパワハラ疑惑について、文芸評論家の斎藤美奈子氏は5月29日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


 兵庫県政が、揺れている。記事検索すると「パワハラ・おねだり疑惑」などの文字が次々と! 斎藤元彦知事の所業を指しているようだ。

 【発端】3月中旬、斎藤知事による違法行為、パワハラ、贈答品の受け取り(おねだり体質)など7事案を告発する匿名の文書が一部県議や報道機関に送付された。

 【報復】知事は事実無根だと発言。県は告発者A氏を降格させて3月末の定年退職を取り消す一方、人事課で内部調査を実施。告発文書は誹謗中傷だと結論し「職務中に職場のパソコンで文書を作成した」などの理由で5月7日、A氏を停職3力月の懲戒処分にした。

 【反発】20日、調査に関わった弁護士が知事の関係者だったと判明。一部県議が再調査の申し立てをし、職員へのアンケートを実施。知事の新たな疑惑も発覚した。

 【転換】県議団からの申し入れを受け、21日、知事はやむなく方針を転換、外部の第三者機関を設置すると表明した。

 自治体トップのパワハラやセクハラは後を絶たないが、この件が特異なのは、内部調査だけで告発者への報復人事(としか思えない)と処分が行われた点だろう。

 職員への見せしめか、知事への忖度か。この一件だけでもすでに重大なパワハラで、斎藤県政の恐怖政治ぶりがうかがえる。維新系知事と県議会の攻防。しばらく目が離せない。
(文芸評論家)


2024年5月29日 東京新聞朝刊 11版 21ページ 「本音のコラム-内部告発の行方」から引用

 私の記憶では、日本では1980年代までは大声で部下を叱責する管理職は経営者から「有能な管理職」であるかのように見られる傾向があり、やたら威張りくさる人物が抜擢される傾向があったような気がする。しかし、それでも声が大きいだけではダメで、「業績」が伴わなければ話にならないのは当然であった。近年、むやみに部下を恫喝することを「パワーハラスメント」と呼んで社会的に否定の眼で見られるようになったのは、それだけ社会が進歩したことを意味し、良いことと思います。しかし、世の中にはそのような「社会の進歩」に鈍感で、ひたすら「マイ・ウェイ」を突っ走る人物もおり、それが人目に付く公職にあれば、それは相応の批判に晒されるのは当然であり、その上「新たな疑惑」まで出てきたというのでは、これは只では済まない話で、徹底究明が必要と思います。





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最終更新日  2024年06月16日 01時10分07秒


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