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2024年09月22日
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テーマ:ニュース(100162)
カテゴリ:ニュース
立憲民主党の代表者選挙に野田佳彦氏が立候補したことについて、文芸評論家の斎藤美奈子氏は4日の東京新聞コラムに、次のように書いている;


 夏目漱石の『坊っちゃん』に「野だいこ」略して「野だ」という人物がいる。権力者たる教頭・赤シャツのたいこ持ちに徹する嫌な人物だ。

 野田佳彦元首相が立憲民主党の代表選に立つと知り、連想したのがこの野だだ。野田氏首相在任中(2011年9月~12年12月)の実績は厚顔無恥そのものだった。

 【消費増税】自民公明との3党合意で5%から10%への消費増税を決定した(12年3月)。

 【原発再稼働】原発事故の収束宣言を早々に出し(11年12月)、大飯原発の再稼働を決定(12年6月)。再稼働撤回を求める大規模デモが官邸前に集結するも彼は「大きな音だね」と反応、人々の失望と反感を買った。

 【党内分裂】かような政策の結果、内閣支持率は20%を切り、70人以上の離党者まで出した。

 【自爆テロ解散】当時の自民党・安倍晋三総裁の挑発に乗る形で衆院を解散(12年11月)。12月の総選挙で惨敗して政権を明け渡し、安倍長期政権への道を開いた。

 旧民主党政権を潰したその人が不遜にも再度政権交代を目指すという。しかも維新や国民民主と組んで。かつて希望の党にも秋波を送って断られた野田氏。「もし野だ」が実現したら野党の存在意義は失われ、立民の支持者やシンパは離れ、次の総選挙でまた自爆しよう。ここまで人心が読めないのは致命的。信じられない。
(文芸評論家)


2024年9月4日 東京新聞朝刊 11版 21ページ 「本音のコラム-『もし野だ』の憂鬱」から引用

 この記事が言うように、野田佳彦氏が首相を務めた民主党政権の末路は「悲惨」の一語であった。政権与党だったのだから、別に野党に対して弱みがあるわけでもないのに、自民公明に意味もなく妥協して消費税を倍増するだの、無理やり「原発事故収束宣言」を出すとか、あの頃は新聞やテレビで野田氏を見るにつけ「この人は次の総選挙で民主党が野党に転落したら、自分だけ自民党に拾ってもらうための算段をしているのではないか」と、いぶかしく思ったのは私だけではなかったと思います。その後、民主党が雲散霧消して再度「立憲民主党」に結集したときは、「民主党の失敗」について党内で徹底討論して「何が問題だったのか」はっきりさせるべきだったと思います。その時に問題の摘出を怠ったためのツケが、今ここに出てきているのですから、今からでも仕方がないから、「あの時は、何がいけなかったのか」徹底討論して、自民公明に意味のない妥協をするなどという「失敗」を二度と繰り返さないための対策をしっかり講じてほしいと思います。





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最終更新日  2024年09月22日 01時00分10秒
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