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2023/04/08
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・
☆ ギリシアのとある離島で一百姓が裸婦像を掘り当てる(1820年)。早速アーン♥♥のオカズにしてたところ、当局にボッシュートの破目に。 150年後の本日、東京にて裸体を披露、豊国の独身男性がアーン♥♥。
☆ 小田急沿線の山林に玉川学園が開校、最初の授業は校舎の建設だったとか(1929年)。
☆ アイドルの岡田有希子がビルの屋上へと登って地上へダイブ(1986年)。文字通り永遠のアイドルとなり殉死の風習までもが復活。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年04月08日

=ウクライナ戦争= 小泉悠×河東哲夫・超分析/ 対談記事(ニューズウィーク誌)より抜粋
「仮に停戦してもウクライナが破る可能性もある」
= NewsWeek_Column_2023年3月29日(水) 小泉 悠(軍事評論家)、河東哲夫(本誌コラムニスト、元外交官)、ニューズウィーク日本版編集部/


昨年2月のウクライナ戦争開戦から1年が過ぎた。この1週間、モスクワではウラジーミル・プーチン大統領と中国の習近平国家主席が、キーウではウォロディミル・ゼレンスキー大統領と日本の岸田文雄首相が会談したが、その間も各地で戦闘は続いている。

政治解決への努力が続く一方、両軍共に一歩も引かず、この戦争の帰趨を決定付ける大きなファクターは結局は軍事力であるようにも見える。

この1年、多くのメディア出演をこなし、正確な情報分析と分かりやすい解説で高い信頼を得てきたのがロシアの軍事・安全保障を専門とする小泉悠氏だ。一方、ロシア公使やウズベキスタン大使を歴任し、ロシア情勢に造詣が深いアナリストが河東哲夫氏。

実は小泉氏が専門家として脚光を浴びる前、まだ「軍事オタク」だった頃に見いだしたのが河東氏で、今から10年以上前、小泉氏を外務省に分析員として推薦したという関係にある。
旧知の2人は、今どのようにこの戦争を議論し分析するか。3月11日に東京で行われ、専門家の知見と洞察がぶつかり合った「超分析」対談を2週連続でお届けする。
(聞き手は本誌編集長・長岡義博。近日ニューズウィーク日本版YouTubeチャンネルで動画を公開予定)

                       ◇ ◇ ◇
――お2人には戦争開始直後の昨年4月、ニューズウィーク日本版ウェブサイトで対談してもらいました(記事はこちら:【河東哲夫×小泉悠】いま注目は「春の徴兵」、ロシア「失敗」の戦略的・世界観的要因を読み解く)。今も戦争が終わる気配はありませんが、本日は、この1年の総括と今後の展望をディテールにこだわって議論・分析していただきたい。

昨年の対談では、「この戦争はどのように終わる?」という質問に対し、河東さんは「停戦したとしても、ウクライナは中立国の地位を周囲から保障してもらいながら軍備を維持するだろう。そうすれば、10年後にまた同じようなことが起きるかもしれない」と答えています。

小泉さんは「この戦争はすぐには終わらない。プーチンは戦果があればそれに乗じて戦争を続行するだろうし、負けていればやめるわけにいかない。落としどころが定まらないまま、ずっと戦闘が続くイメージがある」と分析されている。小泉さん、この分析を振り返ってどうですか。



■小泉 われながら当たったと思います。ロシアはもちろんウクライナも、旧ソ連の中の大国でそれなりの国力があり、軍隊の規模も大きい。旧ソ連15カ国の中で2ケタ万人以上の軍隊を持っている国は、この両国しかない。そこにお互い動員をかけたり、外国から武器を調達したりしながら戦っている。どちらも簡単に、純軍事的に音を上げる状況ではない。

この戦闘をやめるとすれば政治決断しかないが、河東先生が昨年おっしゃっていたように、(ウクライナには)どこかでやめてもロシアがまた同じことを繰り返すという恐れがある。あるいは、ここでやめたら(2014年以降、ロシアに奪われた)2割の国土を永久に取り戻せないという恐れがある。

プーチンからすると──そもそも彼の戦争目的はよく分からないわけですが──2021年7月の論文(「ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について」)に彼が書いたように、ウクライナを取り戻さなければいけないという思想に本当に取りつかれているとしたら、明らかに現状は不満足なんだと思うんです。

ウクライナの領土も主権も、まだ全然影響下に収められていないと思っている。こう考えると、能力と意思がある以上は戦闘が続くと考えるべきだったでしょうし、同じことがこれから先にも言えるのではないか。

――河東さんはいかがですか。

■河東 昨年の2月24日、ロシア軍の勢いをテレビで見て「ゼレンスキー大統領は危ないかな」と思ったんだけれど、ロシア軍は緒戦でつまずきましたからね。あれを見て、戦争は長引くだろうと考えました。もしもロシアの敗色が濃厚になれば、ロシア国内の安定性自体も危うくなるだろうと思いましたが、今のところまだその状態にはなっていない。

小泉さんに付け加えれば、戦争は長引くだろうし、仮に停戦しても、ロシアだけじゃなく、ウクライナのほうも仕掛けてくる可能性がある。

■小泉 確かにここで中途半端な停戦をした場合、ウクライナ側にも失地回復に向けた動機を残してしまうということは考えられる。今回の戦争で明らかになりましたけど、ウクライナ側も血の気が多いんですよ。
だから、もしウクライナが軍事的に優位な状況で停戦したが、領土的に野心がまだ残っているような状態だった場合、ウクライナから停戦破りに行ってしまう可能性は排除できない。

その意味でも、今は主に軍事的なフェーズですが、どこからか外交・政治のフェーズとして停戦をどう設計するかを詰めていかなければ、どちらにとっても危ないと感じます。
※対談記事の抜粋第2回:​戦争の焦点は「ウクライナ軍のクリミア奪還作戦」へ​ 小泉悠×河東哲夫・超分析 / に続く。



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。  
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Last updated  2023/04/08 03:37:34 PM
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