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2023/04/07
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・
☆ ベートーヴェンが民衆のために戦った革命の英雄に捧げた革命の英雄を僭称した権力欲の山師をdisる交響曲を発表(1805年)。
☆ 戦艦大和、沖縄県へ決戦の活躍の雄姿を見せる間もなく米軍の戦闘機にボコられて海の藻屑に(1945年)。
☆ 手塚治虫のノンフィクション漫画『豪腕アトム』が、月刊誌「幼年」で掲載開始(1952年)。&so、ジャパニメーションの代表格『機動戦士ガンダム(初代)』、起動する(1979年)。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年04月07日

「調停者」を装いながらロシアの侵略を放置する習近平  =後節=​
世界潮流を読む 岡崎研究所論評集  2023年4月3日  岡崎研究所


 習近平は何を目的にロシアに赴いたのか。習近平とプーチンの二つの共同声明(戦略的関係と経済関係に関するもの)が公表されたが、これらの退屈な共同声明を交渉するためにロシアを訪問したとは考えられない。しかし、習近平がプーチンに何を内密に語ったのか、特に、ウクライナ戦争について何を語ったのかを知る術はない。

 そういう事情はあるが、ウクライナの戦争について、従来の中国の立場から一歩踏み込む(例えば、殺傷兵器の供与)ことは控えたように見える。
 推測の域を出ないが、習近平は西側に対する共通の憤りを軸とするロシアとの連携の確認・強化を今回訪問の一義的目的に据えたのだろう。プーチンを政治的・経済的に支えることを明確にすることで、プーチンを満足させたように思われる。

 3月22日、習近平のロシア訪問の意義を外相の秦剛がメディアに説明しているが、彼は「今日の世界の主たる矛盾はいくつかの諸国が言い募っている『民主主義と権威主義』の対決にあるのではなく、むしろ発展と発展の封じ込めの闘争にある」として、それ故にこそ中国とロシアが戦略的調整を強化することに価値がある、と述べている。

 この発言が「米国に率いられる西側諸国はわれわれを全面的に封じ込め、抑圧し、そのことが我々の発展に前例のない厳しい試練をもたらした」との3月6日の習近平の全国政治協商会議における発言の延長線上にあることに疑いはない。

偽りの調停者、中国
 ウクライナ戦争については、共同声明の該当部分の英訳が中国外交部のウェブサイトに掲載されているが、それは、国連憲章の順守を言いながら、ロシアの侵略を放置して中国がロシアの陣営にあることを印象付ける一方、中国が偽りの調停者であることを示すものである。

 戦況が膠着したまま推移すれば、中国は現在の立場を維持し得ると思われ、中国はそれが中国の利益にかなう選択だと考えるであろうが、ロシアが屈辱的敗北でなくとも劣勢に立つ場面を想定し得る状況に変化すれば、中国は改めて決断を迫られるであろう。



​プーチンは体の病気ではなく心の病気?──元警護官が明かす奇行の数々​
= NewsWeek_Column  2023年4月5日(水) ジョン・ジャクソン
最近までクレムリンで警護を担当し、ウラジーミル・プーチン大統領と直接接していた人物が、4月4日に公開されたインタビューでプーチンに関する秘密を明かした。

この人物の名は、ゲレブ・カラクーロフ。2009年にロシア連邦警護庁(FSO)に入り、プーチンの警護官の1人として勤務。大尉にまで昇格したが、ウクライナ侵攻に反対して2022年にトルコのイスタンブールに逃れた。

カラクーロフは、ロンドンに拠点を置き調査報道を手がける「ドシエセンター」に対し、自身の任務はプーチンが直接行う通信を暗号化することだったと述べた。カラクーロフは、13年間にわたったFSO勤務中、国内外を訪問するプーチンに180回以上同行したと言う。

ドシエセンターは、カラクーロフのさまざまな書類が本物であることを確認したと報じ、カラクーロフについて、「最近西側に逃れたロシア情報部員の中で、最も高位の人物」だとしている。ただし、カラクーロフがプーチンについて述べた内容について、ニューズウィークでは独自にその信憑性を確認することはできなかった。

カラクーロフの話はプーチンの極端な性格を示唆するものだ。たとえば「プーチンはいまだに新型コロナウイルス感染症を極度に警戒」しているという。プーチンは今も人との接触を避け、多くの時間を「シェルター」と呼ばれる私邸で過ごしている。今も「自己隔離」に近い状態を貫いているというのだ。

巨大な「電話ボックス」持参
大変なのは身辺警護のカラクーロフたちだった。「行事の前にはいつも2週間の隔離生活を送らなくてはならない。たとえその行事がたった15分か20分であってもだ」「2週間の隔離を済ませ、条件を満たした要員がプールされている。彼らは『クリーン』として、プーチンと同じ部屋で職務を行うことが許された」

プーチンはテクノロジーを嫌悪している。カラクーロフはプーチンが携帯電話を使う場面を見たことがなく、インターネットも使っていないと証言した。「大統領は、自身の側近だけから情報を受け取っている。つまり、情報の真空地帯で暮らしている」

外国訪問の際には「電話ボックス」を持っていく。高さ約2.5メートルもあるキューブ状の「大きな」構造物だ。エンジニアのカラクーロフによれば、その中にはワークステーションと電話が入っていて、この中であれば外国のスパイに盗聴されずに外部との通信が可能だった。最近のカザフスタン訪問の際には、防空壕の中でも通信できる仕様を求めたという。

暗殺を恐れるプーチンは、正確な居場所を隠すために複数の私邸を持っているが、そこに設けられた執務室はどこもまったく同一のデザインになっているという(どこで写真を撮られても居場所を特定されないためだろうか?)。

ただしカラクーロフは、メディアで広く報じられているプーチン重病説は信じていないと述べ、プーチンは定期的に健康診断を受けていると付け加えた。「同年代の人と比べて健康状態は良好だ」

カラクーロフは、ウクライナ侵攻は主権国家に対する違法な攻撃だと批判する。そして、自身がかつて所属したFSOの元同僚たちに、ウクライナでの戦争に反対し、命令に従うのをやめるよう呼びかけた。「我々の大統領は、戦争犯罪人に成り果てた」 (翻訳:ガリレオ)



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。  
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Last updated  2023/04/07 05:30:07 AM
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