カテゴリ:読書感想
わあーい!「ベルばら」読んじゃった!やっと念願、果たした気分。
とっくに皆さんは読んでいるよんね。でも、リンク友のもろりんさんは(たぶん若すぎるせい?)まだだったらしい。最近読んだと感想があって刺激を受け、本屋へ直行になった次第。 もちろん怒涛の感激、不朽の名作まんがで文句なし、それでわかったこと。 わたしの世代は手塚治虫の「リボンの騎士」(少女クラブ版の)派、「ベルばら」とちょうど同じように夢中になったのだが、何であんなに魅了されたのか、はっきりとは意識してなかった。「ベルばら」を読んでみてああそうだったのかと。 一口に言えば、少女(12歳くらい)にとって、自分が人間である前に女の子であることを自覚せざるを得ない理不尽な気持ちを味わっている時に、男の子の格好でさっそうと動ける素晴らしさがたまらなかったのだ。 こういう長期的なベストセラーまんがは、読む世代によって思いがさまざまだろう。少女の頃夢中だった人も、また大人になって読むと一味もふた味も違うという。 フランス革命時代前後の歴史だけでなく、文庫版(1)の解説で林真理子も書いているように、1970年代の女性が目覚しく活動しよううとしていた時代背景とも重なる深い内容なのだ。 池田理代子の「ベルサイユのばら」はある年代の人はリアルタイムで、それも年代幅広く人気と興奮を巻き起こしたことである。そして長く読まれて続けている。もう、女性の活躍も十分出来る時代になってしまった現代のようなのだが…。 さて「リボンの騎士」はどうなんだろうか。 私は「リボンの騎士」を12歳の時(1953年)、リアルタイムの興奮で味わっている。つまり連載されている少女クラブという雑誌の発売が待ちきれなかった経験をしている。その興奮を懐かしく重ね合わせて読んだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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