☆彡 空 蝉 を 見 た ☆彡
今日の午後、空蝉をみた。
とあるマンションの壁際の大木に薄黄色い空蝉が・・・
去年の夏の残り香のように思えてとても驚いた。
驚きというのは、風や雨にも幹肌から落ちないで
しっかりと爪をたてて残っている姿を見たからです。
直径20センチほどの幹肌にしっかりとしがみついている。
僕は友達に叫んだのです。「おーい!空蝉だぞ~」って。。・
友達は何のこといったのかわからずキョトンとしている。
う~ん・・・「空蝉」なんてむずかしいことをいうから
友達には、さっぱり理解されないんだなあ~
友達の知的レベルがわかろうというものである。(笑)
ただ単に「蝉の脱け殻があるぞ~」って・・・
そういえば友達も「どこにあるの?」なんていったかも。・。
そういえばそうかもしれないけど「空蝉」っていうのー
僕はいちど使ってみたかったんですねぇー。
これってとてもいい言葉ではないかと思うのです。
「うつせみ」、漢字で書けば「空蝉」どちらもいいです。
これって「掃除をしょうー」というのを「清掃をしょうー」
というような言い方とは、わけが違うと思います。
「蝉の脱け殻」といってしまえば、言葉のイメージは
湧かないが「空蝉」といえば言葉のもつ力によって
イメージがどんどんふくらんでくるのです。
鳴いて叫んで死んでいった蝉の一生とともに
去年の夏の風景までが浮かんでくるような
気がしたのですが。。。
友達はどのように感じたかどうか?
キョトンとしたまま全く反応がないんです。「。。。」
打てば響くような言葉が返ってこない
ああ~今日はさみしい思いがしました。
「空蝉」を見た友達の反応に。・。 (T_T)