これからの大量絶滅はどのようなものか
地 球 生 命 の 絶 滅 の 可 能 性
今 後 の 大 絶 滅 は ?
近年、太平洋の火山帯で火山活動が活発化してきている。
日本では桜島や西之島などの噴火がニュースになったが、
世界各地で火山の噴火が例年よりも多くなっている。
生命が大量絶滅するほどの大噴火は、現在にも起こりうる
ことなのである。
火山噴火に限らず隕石の衝突など、地球の生物が危機に陥る
可能性はほかにもある。
火山の噴火や隕石の衝突が起こると、マグマの流出や衝撃
など以外にも、さまざまな影響がある。
急激な寒冷化や温暖化が立て続けに起き、多くの生物が環境
に適応しきれずに絶滅すると考えられる。
また、大質量の恒星が寿命を終え、超 新 星 爆 発 を起こしたとき、
その大きさと距離によっては、放出される電磁波の影響で地球
に多大な被害がもたらされると考えられている。
太陽フレア( 太陽表面の爆発 )も脅威だ。
スーパーフレア と呼ばれるような大規模な太陽フレアが起った
とき、発せられる放射線( 太陽宇宙線 )によって人間の
電気文明は崩壊し、地球上のほとんどの生命は絶滅することも
ありうるという。
核 戦 争 は 生 命 を 滅 ぼ す か
ほかに絶対に避けられないのは、太 陽 の 膨 張 だ。
内部で核融合をしつづけている太陽は、いずれ中心核と外側の
水素を燃やしつくして巨大化し、50億年後には赤色巨星と
なるという。
膨張が始まった時点で地球の環境は激変するだろうし、地球
そのものが太陽に飲み込まれてしまうという説もある。
地球上の生命破滅のシナリオはいくつも考えられるが、現在、
もっとも可能性が高いといわれているのが、人間による
核 戦 争 である。
核兵器が使用されれば爆発の威力で多くの生命が失われるのは
もちろん、爆風による建物や木々の倒壊、放射線による生態系
の変化などさまざまな問題が発生し、人類や多くの生物が滅亡
するだろう。
参考文献: 地球46億年の秘密がわかる本(2017年10月発行)
の一部を掲載しました。
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最終更新日
2021年11月14日 12時45分13秒
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