|
カテゴリ:商店街活性化活動(中央・新興)
お店の斜め前に空き地があって、持ち主の好意で「フレンドリーイベントプラザ」と名づけられ、通り会や他の人たちのために自由に解放されています。
もう3年くらい前になるでしょうか。商店街を活性化するひとつの方法として「朝市」が提案され、早速その取り組みが行われました。 商店街活性化活動の主軸となっていた「21世紀のまちづくり推進協議会」が全面バックアップして、二つの商店街(新興通りと中央通り)の境目から「朝市」がスタートしたわけです。 「21世紀」の強力な応援で、会場のテント設営やテーブルの調達・設置、終わりの片付け、広報活動まで、売り手にとってそれこそ至れりつくせりの待遇でした。ピーク時には観光協会の企画協力も加わり、そこそこの賑わいを見せていたのです。 とても好条件だったにも関わらず、この「朝市」は1年半くらいで立ち消えになってしまいました。「21世紀」の真意が理解されなかったのか、最初は興味を持って出してくれた人たちが、雨が降ったり、ちょっと売れなかったりすると、すぐに出店をやめてしまうのです。 飽きっぽい言う島ンチュの気質もありましたし、「売ってくれるのならいいよ」と商品提供だけを申し出る人も多く、「朝市」をつなぐために、前日からそういった人たちの家を回り、「商品を預かり、売ってあげて、計算してお金を届ける」までをする事もせねばなりませんでした。 「21世紀」の事務局の人たちも朝早くからお昼まで、売り手と買い手の面倒を見ながら、完璧に無償の行為で応じていました。 しかし結局、どう頑張っても売り手の気ままさに左右され、買い手も遠のき、次第に尻すぼみで店舗が縮小され、応援する側にも疲れが見えてきました。 「今週は雨だからあまりお客が来ないと思うよ」だから中止、「今週は行事がバッティングしているから」だから中止と、中止が続きだし、いつか消えてしまいました。 朝市の出来る土台が久米にはまるっきりなかったようです。「朝市」で商店街興しという最初の試みは失敗してしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月13日 03時19分23秒
|