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「思考と直覚」人間の霊魂を思考/哲学用語の要旨(三百十八)序章
世に思想家と呼称され、なかでも世界形成の根源と其の理(理法)及び人間精神の根拠、心の在り処の深層を究めんとするのがフィロソフィー、明治時代に西周が造語として日本語訳した「哲学」ですが、何も西洋のみに哲学が存在した筈もなく、インドに成立した世界観・人生観のすべてをいうサンスクリット語の「ダルシャナ(日本ではインド哲学、また六派哲学とも呼称されるsad darśana)」、支那の「道」等々も其の理とするところは異なりません。但し、言葉に持たせられた語意に関しては異なっています。とはいえ、大凡は共通する部分があり、語意・用法を列挙するのも哲学理解ひいては人間の「自我」、自我は人間は言葉を意識したことにより「心(mind)」なるものが、自己に在ると意識或いは認識を誰に教わることもなく認識するのですが、其の基底にある潜む霊魂存在を究めるためにも、心の言葉を人間霊性の解明に区別しておくことが要求されます。此のことは生命の中で理性を持つと言われた人間だけの特性であり、生死を探求することができる世界からの賜物といえましょう。 cap-hiroのプロフィール 哲学・思想 ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年12月31日 06時16分20秒
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