「思考と直覚」時間と霊魂87
暗黒物質(ダークマター/ dark matter)とは、恒星として「光っている」星の質量が、実際に存在するだろうと予想される質量よりは遥(はる)かに少ないことから、その予想された「見えない」質量に対して付けられた仮の名前であって、特定した物質や粒子の名前ではありません。「見えない、詰まりは光を発しないし反射しない光子の影響を離れたものでありながら光子の波長への影響質量を持つ」物質であれば、、恒星にいたらなかった褐色矮星や。超対称性理論で予測される重力以外で相互作用しない粒子、例えば超光速で動くと仮定されている粒子タキオン(tachyon)や物質を構成する最小の単位である素粒子の一つであり超新星や太陽などから絶え間なく地上に降り注いでいるが、他の物質とは反応しにくく、亦、動物の体どころか地球をも貫いて飛んでいくため、観測が難しいニュートリノ(neutrino)。「神の粒子」とも呼ばれ、宇宙が誕生して間もない頃、他の素粒子に質量を与えたとされる粒子電磁相互作用をしないため通常の観測手段では検出出来なかったが発見が期待されるヒッグス粒子は暗黒物質(ダークマター)と呼称しても許されるでしょう。世界は原子論から素粒子論に大きく展開しており暗黒物質(ダークマター)も、亦、観測を待ちます。
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