カテゴリ:霊魂論
内的霊的衝動の写しとしての美術史 第1講 ドルナハ 1916年10月8日-XX 第26 ジョット-パトモスでの福音史家ヨハネ 霊的世界と自分との関連を心情から掴んでいるヨハネの内なる生を、この芸術家が如何に描き出そうとしているかが、ここで非常に見事に観照されています。つまり黙示録を書き記す或いは少なくとも構想するヨハネです。 記:トモス島で黙示録を執筆した福音史家ヨハネは、イエスの弟子で「イエスが愛された(*尊敬語)弟子」と表現された(*受動態)人物です。ヨハネによる福音書は、ヨハネがイエスと対話した形式で記されたものです。ヨハネは、ドミティアヌス帝の治世におけるキリスト教徒の迫害により、エーゲ海のパトモス島に流刑されました。パトモス島は岩の多い不毛な土地で、流刑者が働かされた炭鉱もありました。ヨハネは流刑地パトモス島での過酷な生活の中で黙示録を執筆しています。ヨハネによる福音書は、一世紀末に成立しました。この福音書は、ヨハネの三通の手紙や黙示録とともにヨハネ文書と総称されています。 第26:ジョット-パトモスでの福音史家ヨハネ 哲学・思想ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月04日 06時10分09秒
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