国公立大合格力(とりあえずのまとめ)
とりあえず、東北6県のあくまでざっくりとした国公立大合格力を、前のエントリまでに紹介しました。改めて各県の合格力を紹介すると、以下の通りになります。青森県 人口1,190,685人 合格者数1,777人 合格力1.49‰岩手県 人口1,168,771人 合格者数1,694人 合格力1.45‰秋田県 人口 918,811人 合格者数1,285人 合格力1.40‰山形県 人口1,031,642人 合格者数1,222人 合格力1.18‰宮城県 人口2,264,921人 合格者数2,247人 合格力0.99‰福島県 人口1,773,723人 合格者数1,760人 合格力0.99‰率直に言って、北高南低の傾向があります。ただ、人口比ではなく各県の国公立大の定員と比較すると、ちょっと違った印象も抱くことになります。今年度の各県の国公立大の定員は以下の通り。青森県 弘前大1,322人 青森県立保健大216人 青森公立大300人 計1,838人岩手県 岩手大1,030人 岩手県立大440人 計1,470人秋田県 秋田大955人 秋田県立大390人 国際教養大175人 秋田公立美大100人 計1,620人山形県 山形大1,663人 山形県立保健医療大103人 米沢栄養大42人 計1,808人宮城県 東北大2,377人 宮城教育大345人 宮城大420人 計3,142人福島県 福島大945人 福島県立医大359人 会津大240人 計1,544人東北大を別格とすれば、国公立大の定員は各県の人口に比例していません。どう考えても北東北3県の方が国公立大に比較的合格しやすい定員構成ですね。山形県も一見定員が多めに見えますが、山形大は宮城県からの入学者が多く※実質的に北東北に比べて国公立大は狭き門という形になるかと思います。福島県も、人口の上では宮城県と並んで国公立大合格力が最下位ですが、地元大学の定員の少なさが原因になっている側面は否めないように感じます。最低でもあと500人定員を増やしてくれれば、自ずと結果は違ったはずです。その点では、F-REIに附属する形で浜通りに国公立大を新設するとか構想があっても面白いんじゃないかと…※2023年度の山形大入学者数は、出身高校ベースで山形県390人に対し宮城県435人と宮城県の方が多くなっている。11人の敏腕塾長がこっそり教える 地方名門国公立大学合格バイブル 親子で読むと勉強にすぐ結果が出る! [ 全国敏腕個人塾長会 ]