ＣＡＰＴＡＩＮの航海日記

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• 奥州街道の印象(郡山～福島編)

  「街道てくてく旅」今日は桑折から国見町貝田までを歩いたとのこと。奥州街道沿道で通るのを待っていた下の子は、四元さんとハイタッチしたとか。羨ましいなぁ…さて、日記の本文は、昨日に引き続いて私が奥州街道を歩いた印象。郡山から福島までについて書いてみます。郡山宿を出るとほどなく逢瀬川を渡ります。川の先も商店街が続きますが、郡山の市街地の外延であり、残念ながら宿場町ではありません。「易経」から校名を採ったという行健小学校の前を通ると商店街が尽き、古い家屋が目立つようになります。ここが次の宿場町・福原(郡山市富久山町福原)。福原から先は住宅と田園が半々の風景となり、多少アップダウンも見られます。東北本線をオーバークロスし藤田川を渡ると、日和田宿(郡山市日和田町)。ＪＲ日和田駅付近に商店街は見られるものの町自体はそれほど大きくありません。日和田の北はずれにある安積山公園を過ぎ、磐越自動車道の高架橋をアンダークロスすると、沿道には松並木が展開。ただし、踏瀬の松並木と比べると並木の間隔がまばらで見劣り感は否めません。往時に比べると本数もだいぶ減っているようです。この先も細かいアップダウンがあり、都から数えて五百番目の川だという五百川が近づいてくると、高倉宿(郡山市日和田町高倉)。そのすぐ先で五百川を渡り、本宮市に入ります。丘陵が目立った郡山市から一転し田んぼが広がる風景を歩きます。沿道に徐々に人家が増え、右手に阿武隈川が近づいてくると、本宮の宿場町(本宮市上町他)。三春や若松へ抜ける街道が分岐し大きな規模を誇っていましたが、現在の本宮はどちらかと言えば郡山のベッドタウンの印象が強い街。阿武隈川の対岸の丘の中腹に、新興住宅地も見えています。本宮から先は、大玉村をちょっと掠めてから二本松市へ。この間の奥州街道は県道須賀川二本松線であり交通量も結構多いのですが、怖いことに歩道が殆ど整備されていません。私も訪れたときはすぐそばを通るクルマに肝を冷やしましたが、歩く際は細心の注意が必要です。大玉村と二本松市との境界は、ちょっとした分水嶺。晴れた日は安達太良山がきれいに望めます。分水嶺を下ると、杉田宿(二本松市杉田町他)。規模はさほど大きくありませんが杉田川を挟んで南北に細長く展開しています。宿場町の北はずれで、国道４号線をアンダークロス。ここから先はＪＲ東北本線にぴったり寄り添う形で、二本松を目指します。二本松の市街地は、丘陵を挟んで南北に二分されます。どちらがメインの宿場町だったのかは、ちょっとわかりません。奥州街道はまずは南の街(二本松市本町他)に入り、ＪＲ二本松駅付近の商店街を通ります。羊羹をはじめ和菓子を扱う店が多いのが特徴で、さすがは丹羽家10万石の城下町。他の町には見られない個性を感じます。個性をさらに強く感じるのは、むしろ北の街(二本松市竹田他)でしょうか。丘陵を越えた先には、名産の二本松箪笥を扱う家具屋が軒を連ねています。福島県中通りでこれほどまでに専門店が集まっている街は、そうそうありません。坂を降りて更に街を歩くと、レンガ造りで日本酒の蔵元らしからぬ概観の大七酒造の工場が。工場の周囲には大七を取り扱う酒屋が多く軒を連ね、現在の二本松は城下町というより職人の街なんだなという感を強くします。二本松の市街地は旧安達町に入って１キロほどの旧安達町役場前あたりまで続いています。この区間には、高村智恵子の生家もあります。市街地が尽きると、時折ショッピングセンターなども見えますが、基本的には田園風景。油井町(二本松市油井)のような宿場町っぽい外観の集落もあり、街道を歩いているなとの思いを強くします。油井町の１キロほど先にあるのが、二本柳宿(二本松市渋川)。街道の脇には堀が流れ、家屋の玄関脇には屋号が書かれた看板が設けられるなど、宿場町ムード満点の集落です。二本柳宿のはずれにある圓東寺の前を過ぎると、ちょっと厳しいアップダウンに差し掛かります。まず下り、再び上ったと思ったらまた下り。更に上ってまた下り。街道の東側を走っている新旧の国道４号線やＪＲ東北本線はこれほどのアップダウンは見られないというのに、どうして奥州街道だけがこんな厳しいルートなのでしょうか。最後の下りが終わり、前方が平地になると、福島市。平地には八丁目宿(福島市松川町)の町並みが見えます。八丁目宿は蔵なども残り、かつて米沢街道が分岐したそれなりに大きな宿場町だったことが伺えます。ただ残念なのは、八丁目という地名が明治初年の町村合併によって消滅してしまっていること(松川は、合併後の自治体名)。宿場内にある商店も「松月堂」「松文堂」など松川の「松」を強調するものはあっても八丁目の名前はなかなか出てきません。唯一「奥州街道八丁目宿」の暖簾を掲げた旅館があるぐらいです。八丁目宿のすぐ北には美郷ガーデンシティなる新興住宅地も登場し、いよいよ福島近しの感があります。ところが、ここから先がまたアップダウンの激しい難路。福島大学の正門前を通過し間宿だった浅川新田(福島市松川町浅川)、更には国道４号線をアンダークロスした先にある清水町宿(福島市清水町)と、丘陵の中を行きます。福島大学、そして清水町宿近くにある蓬莱ニュータウンや福島県立医科大学がなかったら、さぞ山深く寂しい風景だったものと推察されます。そしてもっと寂しいのは、清水町から先。杉妻自動車学校の前を通り、国道４号線を陸橋でオーバークロスすると、人家がまったくない雑木林の真っ只中。福島市中心部から５キロほどしか離れていないのにこんな所があるなんて驚かされます。雑木林を更に進むと福島の夜景スポットとして知られる共楽公園の敷地に入り、その先からようやく住宅地が展開。人の気配に一安心すること間違いありません。ＪＲ南福島駅付近の商店街を通り抜け、国道115号線、更には荒川を渡ると、ようやく福島の中心街。城下町は柳町、荒町、中町、本町、大町、上町、北町、豊田町と南西から北東に向かって展開していますが、距離にしてわずか１キロちょっと。旧城下町の範囲だけで２キロ以上は歩くことになる二本松に比べるとあっけなさが目立ちます。丹羽家10万石の城下町だった二本松に対して板倉家３万石の城下町でしかなかった福島は、参勤交代が行われていた時期はやはり小さい町だったのでしょうか。ただ、街中には城下町時代の遺構を紹介する立て看板が意外に多く設けられており、往時をしのぶ建造物こそ殆ど見られないものの、歴史に配する敬意はそれなりに払われているように思います。

  2007.11.12

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• 最上義光の謎

  若松の人は自分の所に県庁が来なかったのを明治政府のせいだと殊更に強調するけれど、本当のところは1876年前後にあった府県合併で「３箇所以上の府県が合併してできた府県では地理的に真ん中に位置する府県の府県庁所在地を府県庁所在地とする」原則が機械的に遵守されただけなんですよね。事例を挙げると、山形県＋置賜県＋鶴岡県→山形県(県庁所在地・山形)福島県＋若松県＋磐前県(大部分)→福島県(県庁所在地・福島)足柄県(西半分)＋静岡県＋浜松県→静岡県(県庁所在地・静岡)新川県＋石川県＋敦賀県(北半分)→石川県(県庁所在地・金沢)※１兵庫県＋飾磨県＋豊岡県(西半分)→兵庫県(県庁所在地・神戸)鳥取県＋島根県＋浜田県→島根県(県庁所在地・松江)※２岡山県＋小田県(東半分)＋北条県→岡山県(県庁所在地・岡山)小倉県(大部分)＋福岡県＋三潴県→福岡県(県庁所在地・福岡)※１俗に言う「大石川県」のこと。後に富山県(旧新川県)と福井県(旧敦賀県)が分立※２後に鳥取県が分立という具合。神戸だけが例外になりますが、残りのケースは真ん中に位置する旧府県の府県庁所在地が合併後も府県庁所在地となっています。従って、若松が県庁所在地になるためには、「福島県＋若松県＋置賜県」「福島県＋若松県＋新潟県(蒲原、岩船地方で構成されていた旧新潟県)」「置賜県＋若松県＋新潟県」の合併パターンが必須だったものと思われます。それはともかく、ここで面白いなと思ったのが、山形県の存在。現在の山形市は県内でも突出して人口の多い地域ですが、上記の合併があった当時は必ずしもそうとは限りませんでした。江戸時代の石高を見ても、米沢藩15万石、庄内藩14万石に対して山形藩はわずか６万石。実は旧山形県に属していた新庄藩(６万８千石)よりも少なかったのです。それでいて県庁所在地になったというのだから、まさに「真ん中」の力、恐るべし。でも、山形に関して言えば、江戸時代初期は最上氏57万石の城下町だったんですよね。若松にいた頃の上杉氏が一時120万石でしたが、最上氏は伊達氏と並びそれに次ぐ規模の有力大名でした。山形城址にも最上家隆盛時の当主・最上義光の騎馬像が誇らしげに建っていますね。山形市民の多くは６万石時代の秋元氏や水野氏(水野氏時代は５万石)よりも最上氏の方にシンパシーを感じているんじゃないかな、と思います。ただ、最上氏、特に義光は、大河ドラマ「独眼竜政宗」で原田芳雄が演じたアクの強い義光にみられるように、半ば悪役的なイメージがまとわりついてしまっているんですよね。ちょっとかわいそうな気がします。確かに息子を死に追いやるなど晩節を汚した上に没後は最上氏自体もお家騒動で実質お家断絶となってしまったからヒーローとしては描きにくい側面はあるのでしょうが、活躍はもう少しクローズアップされていいはず。だって、彼がいなければ伊達政宗という武将は現れなかったはずですからね。近隣でしのぎを削るライバルでもあり、また義光は政宗の母方のおじでもあった訳ですから。

  2007.11.06

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• よくわからない辞任劇

  民主党の小沢代表が、突然辞任を表明しましたね。自民党との連立の件で党内をまとめられなかったのが理由らしいですが、なんともわかりにくい辞任劇です。それにしても今年は、安倍前首相といい小沢代表といい、自分の意思が通らないことを理由にした唐突な辞任表明が多すぎますよね。「自虐の詩」じゃないけどまさにちゃぶ台ひっくり返し状態な訳で。この兆候、各方面で真似されなければいいのですが。「長」と呼ばれる人たちがちょっと突かれただけで辞めてしまうわ、候補も就任を嫌がって尻込みするわで。政治の世界では既にそうなってますよね。総理大臣よりもキングメーカーの方が実質的に偉かったりするという。田中角栄に始まり、金丸信、竹下登、野中弘務…　現在は森喜朗がその立場にいるようですが、キングメーカーもだんだん(図体ではなく人物のスケールが)小粒になっているようで(笑)　民主党はそのテの人物が不在な点が他の主要政党とは一線を画していると思うのですが、小沢の次なる狙いは、まさか民主党のキングメーカー??

  2007.11.05

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• ＮＨＫへの要望

  散歩に行かなかったため、今日は一日「寝て曜日」(古っ)　午前中から茶の間でグータラ寝てました。午後２時過ぎに起き出し、テレビでも見るかなと新聞のテレビ欄を見ると、なんとＮＨＫで自民党総裁選の生中継があるとのこと。他に面白そうな番組もなさそうなので、ちょっと見てみることにしました。で、見てみた感想。投票シーンが異常に長く、ちょっと退屈でしたね。一応実況と解説がいたのですが、同じフレーズを延々と繰り返していて手持ち無沙汰な様子。カメラもまた、会場に来ていた赤城、遠藤の元農相コンビをアップで映すなどして、時間を稼いでいました。中継はそんなもんだったのですが、この間、自民党本部の外では2chを見て集まった若者たちが麻生コールを連呼していたとな!?　若者が与党党首の選出に際して声を大にする機会って、今まであったでしょうか？　ＮＨＫにはそのシーンも是非、写して欲しかったですよね。

  2007.09.23

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• 虚学を馬鹿にしないで…

  今日の仕事の終わり間際、勤務先の人たちが、その場にいないある従業員が「大学で何を学んだか」について話し合っていました。ちなみに、その従業員が学んでいたのは、民俗学。正直言って私にはわからない学問ですし、そもそも学んだところでそれを活かしての就職となると学者か教員か学芸員にでもなるしかないという狭き門。と言うわけで、「民俗学＝意味のない学問」という雰囲気が、会話の中で出来上がっていました。確かに、大学で学んだことって、就職先や家庭生活では殆ど役に立ちませんよね。特に民俗学を含む文学部系の学問は。私も歴史専攻なので、大学で学んだことは今じゃすっかり忘れてしまいましたし(笑)　現在の仕事内容を考えるなら会計学か労働法を専攻していたほうが良かったのかなと思うぐらいです。でもなぁ…　世の中に役に立たないから学問自体も意味がないなんて思われるのは、ちょっと悔しいんですよね。上手く説明できないけれど…

  2007.09.14

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• 派閥復権でもいいんじゃない？

  安倍首相の辞任表明を受けた自民党の総裁選挙は、当初予想された麻生幹事長優勢から、昨日、今日の二日間で福田元官房長官の圧倒的優勢に流れが激変しました。なんでも、九つある自民党の派閥(そんなにあるの？)のうち、所属する町村派をはじめ、津島派、谷垣派、古賀派、高村派、山崎派、伊吹派、二階派と計八つの派閥から支持を取り付けたとのこと。しかも、無派閥の小泉前首相及びそのチルドレンの大半も、福田氏支持に回るようです。一方の麻生氏は、議員数が少ない自派閥のみが頼り。国会議員票ではどう考えても不利であり、派閥政治復活反対を掲げて全国の党組織からの得票に活路を見出そうとの構えです。それにしても、久々に派閥が活躍しているなぁ…　小泉前首相は派閥無視(いや、よく考えてみると現・津島派は巧妙に主要ポストから外されているけど)を通したし、安倍首相はお友達重視(笑)　となると、前世紀末の森政権以来の事態となる訳ですか。ただ、派閥の動き方は、昔と全然違いますよね。以前だったら派閥の長が我も我もと総裁選に出馬して激しい闘争を繰り広げていましたよね。抗争自体は見た目醜かったけど、強いリーダーを育てる土壌にはなっていたと思うんです。ところが今は、各派閥がこぞって勝ち馬に乗る始末。いろんな考えの議員が幅広く集まっている自民党だからこそ派閥がある訳で、せっかくの総裁選。各派閥の思いをぶつける場であって欲しかったですね。

  2007.09.14

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• 次の首相は誰だろう？

  安倍首相、やっぱり辞めちゃいましたね。まぁ、所詮器じゃなかったから、しょうがないのかなぁ？ 一兵卒に戻って研鑽を積み、再び総理に復帰できるかどうか？ まだ50代前半なだけに、この事態にメゲず、前向きに頑張って欲しいなとしか言いようがありません。安倍退陣で俄然注目を浴びてきたのが、後継の総理・総裁。一部には麻生幹事長がリードとの報道もありましたが、麻生は外相、幹事長と安倍を支える側にいただけに、支持を集められるかどうかは不透明。むしろ昨年の総裁選で敗れて以降臥薪嘗胆の日々だった谷垣元財務大臣がここにきて露出度を高めており、案外不気味な存在になるかもです。でも、総裁選よりも本当にやって欲しいなと思うのは、衆議院の解散・総選挙ですよね。自民党の都合だけで総理・総裁を選ぶのではなく、一度国民にも諮らせて欲しいなと思います。森元首相が低支持率に終始したのも「密室で決めた」しこりが残っていたせいだったし、まずは選挙の洗礼を受けてから総理・総裁を選出して欲しいなと思うのですが…

  2007.09.12

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• 当り前の布陣

  昨日、内閣の改造が発表されました。首相批判の急先鋒だった桝添要一が厚生労働大臣に選ばれるなど多少のサプライズはありましたが、主要閣僚は派閥の領袖、幹部クラスが名を連ね、従前に比べて重みのある内閣になったとは思います。というか、大臣になる人って、やっぱりそれなりに議員経験がなきゃないんじゃないかなぁ？ そもそもサプライズやら一本釣りやらが頻発した小泉政権時代が異常だった訳で、その意味では今回の改造内閣は実に当り前の布陣ですよね。でも、顔ぶれをよく見ると、当り前じゃない大臣もいますね。首相だ(笑) やっぱり衆院当選わずか５回、首相就任以前は小泉内閣の官房長官しか入閣経験がない人がいきなり総理大臣ってのは、無理があるんじゃないかなぁ？その意味では、首相は完全にレイムダック。実質的には与謝野官房長官が仕切りまくる内閣になりそうな予感があります。

  2007.08.28

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• 衝撃映像でしたね…

  昨日那覇空港で発生した中華航空機の炎上爆発事故の映像は、かなりショッキングでしたね。燃え盛る機内から脱出する乗客、乗員。そして最後の一人が脱出した直後に爆発ですから。まさに一歩間違えば大惨事の事故だったと思います。今回の事故に限らず、航空機の事故、事件の映像は、いつもショッキングですよね。６年前の9.11はこの世のものとは思えない映像だったし、樺太で起こった大韓航空機の事件も犯人が工作員だたことがショックでした。本邦でも羽田の「逆噴射墜落」、御巣鷹山の日航機墜落…　地獄絵図のような光景が脳裏に残っています。飛行機事故などないにこしたことはないのですが、映像が鮮明に記憶されているというのは、どうしたことだろう？　楽しいことだけ考えて生きていたいのに(おいおい)なかなかそうはさせてくれないようですね。人間の脳味噌の構造は。

  2007.08.21

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• 白い恋人ねぇ…

  北海道銘菓「白い恋人」で知られる石屋製菓が、賞味期限を改ざんするわ製品から黄色ブドウ球菌が検出されるわで、不祥事のオンパレード状態になっていますね。唯一の救いは社長がいつぞやのミートホープの社長と違い逆切れなどしていないことですが、信用は完全に失墜しましたよね。それにしても思うのは、北海道の食品企業って、どうしてこうも不祥事が目立つのだろう？　ということ。農業が盛んで清潔感のあるイメージに胡坐をかいているんじゃないかい？　と邪推したくもなります。ところで、石屋製菓の社長で思い出したのですが、確かここの一家、数年前に国内の大富豪を紹介する番組で取り上げられたような記憶が残っています。堀江貴文とか、あと娘が誘拐された池田某親子もそうでしたが、富豪ぶりを見せびらかす人たちって、「稼ぎ方」にどこか問題があったりしますよね。石屋製菓の行く末も、やっぱり前途多難なんじゃないかなぁ…　と思ったりします。

  2007.08.15

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• 選挙制度を考えよう。

  昨日の参議院選挙は、民主党の圧勝でしたね。激戦を制した原因は、１人区。野党系候補が23勝６敗と、89年のマドンナ旋風以来の大勝でした。ここでふと思ったのですが、参議院の定数って、地方に手厚い(議員一人当たりの人口が少ない)ですよね。人口60万人の鳥取県を基準にするならば人口1,200万人の東京都は定数20ぐらいにならなければ割に合わないのに、現状は定数たったの５。しかもその数字も、今回から増えたものなんですよね。この点は、衆議院の選挙区とはまるで違います。衆議院の選挙区はほぼ人口ベースで細分化されているから、都市部に手厚い制度ですよね。だって、面積ベースで見れば、東京都より広い選挙区が地方にはゴロゴロある訳ですから。福島４区(会津地方)なんて、千葉県と同じぐらいの広さですからね。だから郵政民営化なんて地方切り捨てを助長しかねない政策がその辺の事情がわからない都市部の住民によって信任を得てしまい、地方からの訴えは逆に通りにくい次第。地域間格差が進む現状においては、衆参の選挙制度の違いが、非常に気になるんですよね。あくまで人口ベースで区割りするべきなのか？ それとも別の基軸を設けるのか？ いずれにせよ、各地域の人たちの声が通りやすい制度の実現を、強く望みます。

  2007.07.30

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• 出直せ！公明党。

  参議院選挙の開票速報が始まりました。予想通り、与党への逆風が強いですね。しかも公明党への。正直言って、公明党は、誰に支えられているのかを忘れているのかと思います。この政党＝創価学会の支持者は、いわゆる庶民じゃないですか？ 政治的ににっちもさっちもいかない人たちが、公明党を支持しているんじゃないですか？ でも、公明党が彼らと敵対する勢力＝自民党に与するから、支持者に見捨てられているのです。公明党さん、あなたがたは自民党のイヌですか？ もう一度、あなたがたの支持者のことを、考えてください。真剣に。

  2007.07.29

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• 小池防衛相で大丈夫？

  失言で辞任に追い込まれた久間防衛大臣の後任に、小池百合子が選ばれましたね。本当に大丈夫なんだろうか？ この人で、と思います。特に防衛政策通だという話も聞かないし、細川護煕、小沢一郎、小泉純一郎、そして安倍首相と時の権力に擦り寄って今の地位に上り詰めた印象が強いし。中国が大国意識むき出しで我が国に圧力をかけてきている今だからこそ、政策通の人物を登用すべきだったと思います。この件も含めていろいろと混乱続きだった国会も、やっと閉幕。今月下旬には参院選が行なわれますね。自民党が大敗するとの予測がチラホラ聞かれますが、果てさてどんな結果になることやら。選挙区、比例代表ともにどんな候補者が出馬するのかその人となりが現時点ではよく分からないので、いろいろ情報を集め、投票への参考にしたいと思っております。

  2007.07.05

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• もう10年？

  今日のニュースでは、ロンドンで行なわれたダイアナ元イギリス皇太子妃の没後10年追悼コンサートの話題が大々的に流れてましたね。このニュースを見ていて思ったのが、「え！ もう10年経ったの？」ということ。確かにダイアナ元妃が事故死したのは1997年のことで今年が2007年だから理屈としては2007年-1997年=10年ということになるのですが、感覚としてはどうにも理解できない部分があるんですよね。30歳過ぎてから年に対する感覚が鈍ってきていて、10年前はまだ学生でのんびり遊んでたっけ？ というイメージがまだ抜けていません。これが1997年と1987年との比較だったら、10年の差は比較的容易に認識できるんですよね。1997年の私は社会人で、1987年の私は高校生でしたから。やっぱり、1997年も2007年も同じ会社で働いているという現実が、10年の差を鈍らせる原因なんでしょうか？この辺、まさに光陰矢のごとしだよなぁ… このまま流されるように過ごしていったら、あっという間に2017年になってしまいそうで、ちょっと怖いです。

  2007.07.03

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• 初代財務大臣

  宮澤元首相が、亡くなりましたね。自宅での老衰死。しかも寝たきりでも認知症でもなく、亡くなる直前も「ちょっと休む」と言ってそのまま眠るように亡くなったというから、変な話ですがきれいな死に方だったと思います。宮澤といえば「55年体制最後の首相」のイメージで語られがちですが、個人的には首相退任から５年を経た小渕内閣で大蔵大臣に任命されたことが、妙に印象に残っています。80歳近い年齢になってもなおその知識が国政に求められたというのは、特筆すべきことではないでしょうか。ついでに言うと、宮澤は小渕の跡を継いだ森内閣でも蔵相を務め、2001年１月の省庁再編によって初代の財務大臣にもなっているんですよね。「初代」というと何となく重みを感じる響きですが、さすがは鮫の脳味噌を持つ森元首相。以下のリストを見る限りでは宮澤と経産相の平沼赳夫以外はどことなく「軽い」面々が並んでいたりするのが笑えます。初代総務大臣 片山虎之助初代財務大臣 宮澤喜一初代文部科学大臣 町村信孝初代厚生労働大臣 坂口力初代経済産業大臣 平沼赳夫初代国土交通大臣 扇千景初代環境大臣 川口順子初代なんだからもう少しましなメンツを選べばいいのにねぇ。逆に宮澤が軽いメンツに仲間入りしたみたいで、ちょっと可哀相になります。

  2007.06.29

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• リアル版「一杯のかけそば」？

  今夜、仙台駅構内の立ち食い蕎麦屋で見かけた光景です。蕎麦だかうどんだかわからないのですが、一杯分だけ注文して、それを二人して箸を突っ込みあいながら食べているカップルがいたんですよね。「一杯のかけそば」のリアル版かい？ しかもカップルで(笑) 当人同士がそんな食事を結構楽しんでいるように見えただけに、異様な印象が却って浮き彫りになったような気がします。それにしても、このカップルはどうした経緯で、立ち食い蕎麦屋で一杯分だけの注文をしたのでしょうか？ 見た感じ20代前半なので90年代初頭に流行った「一杯のかけそば」のストーリーなど知る由もないだろうし、単純にお金がなかったからか？ それとも食事か飲み会の帰りがけで小腹が空いたから一杯分だけ注文をとったのか？ ただ、一つのドンブリに複数の箸が入っている様は、見ていてちょっと不潔な印象だったなぁ。二人の世界に入るのはいいけれど、周囲の目もちょっとは気にしてよね、と思った次第です。

  2007.06.22

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• 汚い話でスイマセン。

  今朝、通勤で利用する駅のプラットホームに、「腸の中味」が落ちていました。「胃の中味」ならまだわかりますけど「腸の中味」ですよ！ こやつがどのような経緯でそんな所に落ちているのか、ものすごく不思議に思いました。だって、誰かがとてつもない腹痛に襲われてやむを得ずそこでやっちまったか、それともＪＲへの腹いせでわざとやらかしたか、それしか考えられませんものね。更に首を傾げてしまうのは、昨日から今朝にかけて、駅周辺は雨が降っていた、ということ。雨の中、わざわざ野外、しかもプラットホームで… 謎が謎を呼びます。しかし、朝からとんでもないモノに出っくわしちゃいましたね。臭いも酷いものでした。こういうのはちゃんとトイレまで持っていきましょうよ！ と落し主を叱り飛ばしたい気分です。

  2007.06.15

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• ネットカフェで日記を書く

  仕事帰りにネットカフェに立ち寄って日記を書く機会が、たまにあります。調子のいい時は30分で２題を書き上げたりできるので結構重宝しているのですが、何遍行ってもあの雰囲気には馴れることができませんね。会話もせず自分のブースで黙々と画面に向かっている客、そそして長期滞在者がいるのか、漂ってくるすえたにおい。少なくとも、スーツ姿で立ち入るのが似つかわしい空間ではないような気がします。また、店の雰囲気も、とことんジャンキーなんですよね。本棚に積み上げられた漫画、ドリンクバーのジュース、アニメか何かわからないけどその辺のツールから引っ張ってきたＰＣの壁紙… やっぱりサラリーマンには入り辛いです。私の場合時間潰しに立ち寄っていると割り切っていますけど、特に年配の方など、見ただけで抵抗感や嫌悪感を覚えるのではないかなぁ？ ネット楽しみたいオトナだって、もっといるはず。彼らが快適に過ごせるようなネットカフェも、あってもいいんじゃないかと思ったりします。

  2007.06.01

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• 驚いた訃報

  今日の午後、職場で、「松岡農水相が自殺したってよ」という声が聞こえてきました。冗談だろ？ と思いながらも一応ネットで確認すると、本当に自殺してた… 疑惑の渦中にあったとはいえ、首を吊ることはないですよね。まったく。ところがそのニュースの画面で、別の訃報に釘付けに。ＺＡＲＤ 坂井泉水 転落死。どちらかと言えば、こっちの方に驚きました。現職大臣の自殺は戦後初だというけれど、政治家の自殺自体は以前にも新井将敬や中川一郎の例があったし、まぁ「何年かに一度は起こりうるニュース」の類。一方坂井のケースは、あれだけのヴォーカリストの謎の死となると、92年の尾崎豊以来の衝撃なんじゃないかと思います。坂井泉水は、癌だったんですね。そもそも存在自体が神秘的というか、実在すら疑われていた時期があったから、これにもまた驚かされました。お二人のご冥福を、お祈りする次第です。

  2007.05.28

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• アンパンマンと雪の山

  今日の夕方は、子供たちとアンパンマンのビデオを観ていました。夢中になって観るものなんですね。夕飯そっちのけで、画面に釘付け状態だし(笑)アンパンマンって、絵本としては私の子供の頃からありましたけど、そこまでロングランの人気シリーズになるとは思ってもみませんでした。たぶん、サザエさんと同様に、作者が亡くなっても何十年と続いていくんでしょうね。ところで、ビデオを観ていて気になったのは、アンパンマンが空を飛ぶシーン。背後の遠景にに必ずといっていいほど、「頂に雪を被った山」が見られるんですよね。ストーリー自体は季節感と無縁のものばかりだけど、高山は冬は麓まで白くなるし夏は雪が消えるから、春先あたりをイメージして描かれているのかな…　と思ったりします。いや、そうでもないかな。「とりあえず遠景に描いてみました」という感じなんですよね。でもどうして、いつも描かれているのだろう？　作者のやなせたかしは南国(のイメージが強い)高知の出身だから、もしかしたらその種の山へのあこがれがあるのかな？　とストーリーとは関係のないところで、妙な想像を巡らせてしまうのでありました。

  2007.05.19

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• 結婚式の定番ソング

  今度の日曜日に行なわれる友人の結婚式で、急きょ、余興の依頼を受けました。「大学の同級生で、何か歌ってくれないかなぁ？」携帯の向こうで懇願する友人。という訳で、今日は結婚式に参列する同級生に「何歌えばいいだろう？」と相談しまくってました。でも、お互い35歳ともなると、最近の曲なんて全然出てこないですね。バラード系は場が白けそうなので除外するとなると、複数で歌いやすいのがチャゲ＆飛鳥、場を明るくしたいのなら米米ＣＬＵＢといったところでしょうか。今日話した限りでは、そんな感じで、結論が出ました。でも、曲目以上に気になるのが、声が出るかどうか。実は私は５年以上も、家族以外の人の前で歌った試しがないのです。そうでなくても歌はド下手なのに… 大丈夫かなぁ？ メインヴォーカルは他の誰かにお願いして、バックコーラスに徹しようかと思ってます。

  2007.05.09

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• トロリーバスに乗ってみたい

  今日も、帰宅後にネットサーフィンしてました。だから寝る時間が遅くなっちゃうんだ(苦笑)ちなみに、今日の関心事は、トロリーバス。路面電車とバスのあいのこといった感じの交通機関でしょうか。海外では都市部の足として結構活用されているようですが、日本においては都市部では既に全廃。現在走っているのは富山県と長野県とを結ぶ立山黒部アルペンルート上にある２路線だけです。トロリーバスの乗り心地って、どうなんでしょう？ ゴムタイヤだからバスとそんなに変わらないんでしょうが、加速減速や騒音振動など、トロリーバス独自のものってあるのかなぁ？ 一度でいいから、味わってみたいものです。もっとも、そのためには、富山まで足を運ばなければなりません。乗る前の段階で、相当に散財しちゃいそう(苦笑)ついでに言えば、トロリーバス自体も距離の割には高目の運賃設定ですしね。トロリーバスに乗るには、時間とお金の両面で、いろいろと手間暇がかかってしまうのがちと難点ではあります。

  2007.04.25

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• ＩＣの近くにラブホテル

  来月仕事の都合で宿泊しなければならなくなったので、今日、宿を予約してきました。いつもだと仙台駅近辺のビジネスホテルを予約するのですが、今回は趣向を変えて、会社の近く、仙台東ＩＣの前に新しくできたビジネスホテルを予約してみました。何日か前に現地も見てきましたが、仙台東ＩＣの近辺って、ホテルが多いんですよね。ただし、ビジネスホテルではなくて、ラブホテル(苦笑)ここに限らず、ＩＣの周辺には、ラブホテルが多いイメージがあります。東北自動車道の古川ＩＣ近辺なんて、これでもかとばかりにズラズラ並んでいますから(笑)２月25日の早朝散歩で脇を通った同じく東北自動車道の村田ＩＣも、入口付近にラブホテルが向かい合わせに建っていたなぁ。人口１万２千しかない村田でですよ！ 誰が利用してるんだろうと思います。でも、ここまで来ると、ラブホテルのあるＩＣほどＩＣそのものの利用頻度が高いのかな？ とも思います。ちなみに、我が家最寄の東北自動車道国見ＩＣの周囲には、ラブホテルはゼロ。風紀的には問題なしですが、ちょっとさびしい気もします。

  2007.04.24

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• 万歳三唱に違和感

  昨日は選挙だったんですね。ウチの地元・福島県でも参議院議員の補欠選挙がありましたが、行くの忘れてしまいました(苦笑)国政選挙の投票をサボってしまったのは、20歳の時にあった参議院の通常選挙以来、15年ぶりのことです。ところで、月曜日になるとどこのニュースでも当選者の様子が映し出されていますけど、個人的にはあの画、どうにも違和感を覚えるんですよね。特に気になるのは、当選者本人が両手をあげて万歳三唱しているシーン。確か10年ぐらい前までは、周囲の支援者が万歳を１回するごとに当選者が左右と正面に１回ずつ礼で応えていたような気がするんですよね。それが普通だと思うんだけど、最近の当選者は、老若男女、当選回数を問わず、支援者と一緒になって万歳しちゃってる。嬉しいのは分かるけど、まずは自分を選んでくれた支援者、有権者への感謝を示して欲しいなと思うんですよね。後の祭りですけど、当選後に、その人の資質というかアラが浮き彫りになってしまっているような気がします。

  2007.04.23

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• 長崎市長銃撃事件

  長崎市長が昨夜暴力団員の男に銃撃され、今日の未明に亡くなりました。酷い事件ですよね。容疑者は長崎市との間にトラブルを抱えていたようですが、何も市長を殺さなくてもいいじゃないですか。おりしも今市長選挙の真っ最中なんだから、投票で意志を示すことだってできただろうに。短絡的だとしか言いようがありません。ところで、選挙期間中の候補者の死亡ということで、今日、市長の娘婿が後継として補充立候補することになりました。志半ばで亡くなった市長の地盤そして政治家としての理念を引き継ぐためとはいえ、突然の立候補で本人も戸惑いが大きいでしょう。大本命の現職市長をあのような形で失ったことで、選挙で誰が当選しても、今後の長崎市政の運営に不安が残るような気がします。最後に、市長のご冥福を、お祈り致します。また、同様の事件が二度と起こらないよう、願っております。

  2007.04.18

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• オホーツク海の謎

  一昨日に樺太関係のサイト検索にハマってからというもの、「日本領土の北にある島々」が気になって仕方ありません。今日もまた、千島列島更にはカムチャツカ半島あたりのサイトを貪っておりました(笑) 樺太や千島はかつて日本の行政権が及んだ地域でソ連・ロシアに奪われなかったら現在どうなっていただろうと推察するにうってつけですものね。いろいろ検索していて気になってしまったのが、地名の問題。我々日本人は元々アイヌの居住地だった北海道、樺太、千島の各地に対し漢字を当てはめ日本語っぽい訓み方を施した訳ですが、どういう訳か、「オホーツク海」だけが、カタカナ訓みのまま日本人に定着しているんですよね。行政関係者がサハリンと呼ぶことを奨励しても樺太と呼ぶ者が絶えず国際的にはラ・ペルーズ海峡と呼ばれている海域を宗谷海峡と呼んでいるほど自分のことばへのこだわりを持つ日本人が、たかだかロシアの小都市(人口１万人以下らしい)に過ぎないオホーツクなんて名前がついた海域名を受け入れたのは、ある意味信じられないことです。そこで、オホーツク海に相当する海域の和名、もしくはオホーツクの漢字表記がないかどうか、再びネットで検索。ところが、全然見つからないんですよね。どこを探しても、オホーツクはオホーツクのままという状況です。むしろ、この海に面した紋別の空港やここと旭川とを結ぶ特急バス、あるいは同じく沿岸にある網走と札幌とを結ぶ特急列車の名前に利用されるなど、オホーツクの日本語化が進みつつあるような気がします。ロシア方面から来た単語では、イクラ(ロシア語で魚の卵の意味)に次いで日本語に溶け込みつつあるオホーツク。つくづく不思議な固有名詞だなと思う次第です。

  2007.04.14

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• 大学教官の養成機関って、ないの？

  高崎経済大学で、准教授が高度なな内容のレポート提出の要請及びその執拗な督促とパワーハラスメントともとれる行為をとったために、教え子の女子学生が自殺するという事態になりました。今月に入り大学がこの准教授を解雇したため表沙汰になった感がありますが、このニュースを聞いて、ちょっと嫌な気分にさせられました。いちばん頭にきたのは、当の准教授に反省の色がまったく見えないこと。人ひとりが自分が原因で自殺したというのに、亡くなった女子大生の冥福を祈る訳でもなし。教育を施す側だってミスはする時があるだろうしその反省があってこそ日々の教育の精度も上がってくると思うのですが、彼にはそれが見られない。優秀な学者なのかもしれませんが、教育者としては明らかに失格です。また、この一件で気になったのが、大学の教官の「資格」について。現在のシステムだと大学院博士後期課程単位取得満期退学程度(と書いたがやっぱりすごいことですよ。これ)の学歴と数本の論文、そして少々のコネ(笑)があれば教官にはなれる訳ですが、彼らは教育者としてどうあるべきかというレクチャーを受ける機会がないんですよね。小・中・高の教諭志望者が受ける教育実習だって、大学の教官にはありませんし。大学によっては学生指導のマニュアルを作成しているところもあるかもしれませんが、大方は各教官の裁量に委ねられているのが現実なのではないでしょうか。大学教員の養成機関ぐらい、作ってもらえないかなと思います。大学は教官が研究する機関としての顔ももちろん持っていますが、主役はあくまで学生。数字上では大学全入時代に突入した今、各大学が生き残るためにも学生の「育て方」はもっと注目されてしかるべきだと思います。

  2007.04.11

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• 消しゴムスタンプの話

  昨日の話になるけれど、「サザエさん」観ました。昨日のサザエさんは荒川静香が本人役で出演していたというのが話題になってましたけど、荒川とは全く関係がないタラちゃんの消しゴムスタンプの話も、なかなか面白かったです。というか、荒川といい、消しゴムスタンプといい、最近の事象をレトロな雰囲気満点のサザエさんファミリーによく絡めてきたものだと思います。ところで、消しゴムスタンプといえば、やっぱり思い出してしまうのが、ナンシー関ですか。本職のスタンプより辛口コラムの方が有名になってしまった感はありましたが、彼女の知名度が上がるに連れて消しゴムスタンプが世に広まってきたのもまた事実。亡くなってだいぶ経ちますけれど、彼女は消しゴムスタンプの功労者かな、と思います。そういえば、ナンシー関以前にも、消しゴムスタンプなんて「文化」はあったのかなぁ？ 芋版とかはあったけど、消しゴムは聞いたことがなかったな。誰か教えてくれると嬉しいです。

  2007.03.19

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• 鼻血が止まらない…

  最近、鼻血を出してしまう機会が増えています。鼻の奥がムズムズするので鼻をかもうとしたら、ティッシュに血がついていた、というパターンがほとんどです。今日も職場で出血し、慌ててトイレに駆け込んだ始末。もともと幼い頃から鼻の血管は強くない方で頭を小突かれたら鼻血が出たなんてことも結構あったのですが、今回の鼻血の頻度はちょっと異常。花粉症の影響で鼻をかむ機会が増えているだけに、鼻の状況にはかなり過敏になっております。一度、耳鼻科で診てもらった方がいいかなぁ？ そんなにしょっちゅう鼻血がでるのならば、やっぱりどこかに異常があるんじゃないか？ でも、そう思いながらも時間がなく、足を運べないのが現状です。せめて、花粉症だけでも過ぎ去ってくれればいいのになと思います。結局のところ、「鼻をいじるから鼻血が出る」という悪循環もあるようなので。とにもかくにも、今は鼻に触りたくないです。こんな器官なんてなければいいのに！ とすら思います(涙)

  2007.03.14

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• ミニ政党の話。

  丸山和也弁護士が、東京都知事選挙に出馬するとかしないとかで話題になってますね。本人はやる気まんまんですが、周囲がそれを認めてくれるかどうか、といったところのようです。選挙はある意味お祭りだから、出て欲しいなと個人的には思うんですけどね。ところで、丸山弁護士は、89年の参院選にも法曹関係者で結成した「新政クラブ」という政党から比例代表で出馬しているんですよね。当時の丸山の知名度はもちろん今ほどではないから順位は３位、しかも新政クラブの得票数は全国で41,464票しかなかったから、もう完全に泡沫候補だった訳ですが。当時の様子を伝えるこちらのサイトを見ると、89年の参院選にはいろんなミニ政党が出馬しているんですよね。半ば奇人変人大会のような気もしますが(笑)選挙に対する候補者の思いは、それなりに伝わってきます。ちなみに、89年の参院選で比例代表に候補者を擁立した政党は、大政党を含めて実に40にものぼります。ところがこの数は減少傾向にあって、直近にあった04年の参院選ではなんと８政党。この激減ぶりは、いったい何なんでしょうね？ 89年当時私は選挙権がなかったので、泡沫政党、候補ばかりとはいえ選択肢がいっぱいあった時代を、ちょっと羨ましく思ったりもします。

  2007.03.10

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• どのルートで行こうか？

  こちらの日記で紹介した旧友の結婚式の件、５月半ばに行なわれるということです。場所は、秋田県湯沢市。高速交通体系から取り残された地域ですが、旅行好きにとっては、こういう地域こそ、どのルートで行こうかワクワクしてしまう訳でして(笑)披露宴も楽しみですが、行き帰りのルートを探索するのもまた、同じくらいの興味関心を注いでいたりします。私の自宅のある福島県桑折から湯沢へのルートだと、以下のコースが考えられます。(1)桑折～(東北本線)～福島～(山形新幹線)～新庄～(奥羽本線)～湯沢(2)桑折～(東北本線)～仙台～(高速バス)～湯沢(3)桑折～(東北本線)～仙台～(東北新幹線)～北上～(北上線)～横手～(奥羽本線)～湯沢金額的に最もお得なのは(2)なのですが、仙台～湯沢間の高速バスが1日2往復しかなくやや使い辛いのが難点。(3)は到達時間的には一番早いものの運賃面そして北上線のダイヤ面でイマイチ不安を残します。せめて北上～湯沢間に高速バスが走っていればいいのですが、非県庁所在地間を結ぶ高速バスは高速バス流行りの東北地方でもまだ導入されていないのが現状です。結局、一番オススメなのは(1)なのかな？ でも、行きも帰りも山形新幹線というのもちょっと飽きるし、できれば行きと帰りでルートを変えて変化をつけてみたいものです(笑)

  2007.03.07

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• 今年の花粉症の傾向

  先月下旬から発症している花粉症。昨日までは小康状態を保っていましたが、今日はかなり酷かったです。例年だとクシャミと鼻水が止まらないのに、今年の花粉症は鼻水が出ないかわりにかゆみが酷いのが特徴。目や耳がかゆくてかゆくて仕方ありませんでした。目がかゆいと、ＰＣを扱う私たちは、確実に仕事に響きますね。酷い時には、画面が正視できないほどでしたから。花粉症って、年によって流行の傾向があるのかなぁ？ それとも、今年はアレルゲンが異なっているとか。よく考えてみると、花粉症花粉症って毎年騒いでいるけれど、アレルゲンをきちんと調べたことって、これまでなかったんですよね。果たして杉なのかヒノキなのか？ はたまた別の草木なのか？ 確認する必要はあるかもしれません。この状況、本当にいつまで続くのでしょうね。発症が早かった分、終息も早いと助かるのですが(笑) とりあえず、あと１ヶ月は、ガマンの日々ですね。辛いなぁ…

  2007.03.06

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• 仕事帰りに板チョコ

  最近、仕事帰りの小腹が空いた時に口にするのが、チョコレートです。しかも、なるべく甘くなさそうな板チョコ。１枚70グラムの板チョコを食べると満腹中枢が刺激されるようで、結構お腹が満たされるんですよね。ちょっと心配なのは、せっかく痩せつつあるのにチョコばかり食べてリバウンドしないかな？ ということ。チョコレートの主成分であるカカオに含まれているポリフェノールが健康に良いとされるためチョコレートダイエットが可能なんて話もあるようですが、カカオ成分が高そうなチョコでもそれなりに甘いしカロリーも高いし、多少は気になるところではあります。でも、その甘さも、疲れた身体には優しかったりするんですよね。なんだかんだ言っても今仕事帰りにチョコを口にしているのは生理的欲求に基づく部分が大きいと思うし、無理して止める必要もなさそう。今のところは、体重に影響が出だしたらとりあえずその時に考えよう、という超楽観的なスタンスでおります(笑)

  2007.02.23

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• 斎場でコンサート

  今日、こちらのサイトを見て驚きました。なんと、仙台市内の某斎場で月例のコンサートを開催しているとのこと。斎場… 確かに人の集まる場所ですけど、ここでコンサートをやるとは… しかも、写真で見る限りでは祭壇備え付けたまんまだし(苦笑)場所柄なんでしょうか。クラシックのライブの比率が高いようですね。やっぱり「Ｇ線上のアリア」は定番なんでしょうか？ でも、中にはジャズのライブや和太鼓の演奏なんてのもあって、結構バラエティーに富んでいます。個人的には、これからも続けて欲しいなと思ったりもします。ところで、斎場といえば、お坊さんの読経も、不謹慎な表現ですが聞きようによってはコンサートのように感じられることがあります。やっぱり声が鍛えられているし、あと複数のお坊さんがお経をハモらせたりするのを聞くと、何となく心地よかったりするんですよね。心の安らぎを得るという意味では、音楽も読経も、根っ子の部分は同じなのかもしれません。

  2007.02.15

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• 「子供を作る機械」にも目を向けて…

  「女性は子供を産む機械」との柳澤厚労相の発言が批判を集めていますよね。確かに、酷い発言です。他の問題発言をした政治家が比較的居直った態度が多かったのに対し、「すぐ謝った」というのも、情けなさを増大させているような気がします。ところで、少子化とか子供の問題というと柳澤厚労相のように女性の問題として捉えられがちなんですが、我々男性だって、人の親になる立場。子供を産むことはできませんが育てる責任は女性同様に持っている訳で。ところが男性が子供を育てる環境って、今でもさほど整っている訳ではありませんよね。育児休業なんてほぼ100％取れないし、毎日仕事に追われるのが常。どのみち「男は仕事、妻は家庭」の古典的な構図に取り込まれるのであればせめて妻が安心して家事に専念できるように一生懸命働いてそれなりの収入を得ることがある意味男の甲斐性なんじゃないかと思う時すらあります※その辺の状況は、いつになったら改善するのかなぁ？ 柳澤厚労相は「子供を作る機械」の方にももう少し目を向けて欲しいなと思ったりもします。※働く女性を中心に専業主婦バッシングがあったりしますが、私から見ればこれは偏見以外の何者でもありません。「男は仕事、妻は家庭」というライフスタイルはいろいろあるライフスタイルのひとつの選択肢としてありだと思うのですが、いかがでしょうか？

  2007.01.30

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• 八百長疑惑

  横綱朝青龍を筆頭に幕内力士の大半が八百長に手を染めているという週刊現代の記事、読みました。この記事は、一昨年も同誌上で貴乃花親方の不審な動きを糾弾した武田頼政※というスポーツライターの署名記事なんですよね。内容によほど自信がなければわざわざ署名記事にはしない訳で、その点では記事の内容は信憑性が高いと個人的には思います。記事中で気になった点は、八百長相撲が横行する原因になった背景として、2004年から実施された公傷制度の廃止を挙げていたこと。確かに、この制度の活用によって番付を保持してきた力士がいたのは事実(例えば武双山とかね)だし何らかの見直しは必要だと思うけれど、廃止というのはいくらなんでも行き過ぎですよね。公傷というセーフティーネットがあるから力士達も土俵に打ち込めるという部分があったと思うのですが、それが一切なくなってしまったら、八百長でもして勝ち星を調整していくしかないと考える輩も少なくないのでは？ と思います。また、八百長横行のもうひとつの理由として、懸賞金の増加(ひとつの取組に対して１社１本制を廃止し、何本でもかけられるようになった)も挙げられていますが、これが八百長相撲の原資となっていたとは… この他にも相撲界はあっと驚くような改革をいとも簡単に行うことがままありますが、改革することばかりに目が行き過ぎて、一歩立ち止まってそのデメリットについて考慮したことがあるのかなぁ？ とも思います。こう言っては何ですが「大男、総身に知恵が…」を地で行くような話ですね。※「頼」の字は本来は旧字体です。

  2007.01.30

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• 季節感ゼロ

  今年は雪が降らない暖冬ということもあり、季節感覚がすっかりおかしくなっています。不二家の例の一件のせい(？)でバレンタイン商戦も盛り上がらないままだし、ここ数年注目を集めていた節分の恵方巻も今年はそれほど話題になっているように思えません。ただなんとなく正月が過ぎ、２月に差し掛かろうとしているような感じです。これ、私だけの感覚なのかなぁ？ 前の日記で年齢と共に記憶力が落ちているようだということを書きましたが、ひょっとしたら季節感覚というか感受性というかも、鈍りつつあるのかもしれません。そう考えると、ちょっと寂しいですね。私の中の「人間らしさ」がどんどん失われているような気がして。これからずっと、失われゆく人生なのだろうか？う～ん… いかんいかん！ 考えがどんどんネガティヴになっていくなぁ。このところ仕事の能率も落ちているような気がするので、悪いことは何でもかんでも年齢のせいにしているのかもしれない(苦笑)でもまぁ、今までのやり方や感覚が、生活のいたる部分で通用しなくなっているのは確かです。私自身が脱皮しなきゃ、変わらなきゃ！ ですよね。

  2007.01.24

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• 改名について

  先日、勤務先の従業員が、改名しました。これまでの名前が「冷子」だったのを「玲子」に改名したのです。本人に理由を聞いていないので詳しい事情はわかりませんが、ひょっとしたら、出生時に親か役所の戸籍係のいずれかが字を間違えてしまったのかもしれません。実は私の周囲には、そのような例がいくつかあります。これも以前勤務先にいた人の例なんですが、本来「季子(としこ)」さんのはずなのに20年以上戸籍上「秀子」さんだったというのがありました。また、間違えっぱなしだったという例もあります。私が勤務先に入社する以前に在籍していた人で「よす子」さんという人がいたそうなんですが、これ、届け出に来た親が口頭で「よし子」と名前を伝えたところ訛っていたので戸籍係が勘違いして「よす子」になってしまったという笑い話のようなエピソードがあったとか。そんな感じで、私の周囲にはだいたい200～300人にひとりぐらいの割合で改名体験者がいるかなぁ？ 結構多いですね。

  2007.01.22

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• マークの統一はできないの？

  各国・地域にある赤十字社って、実はそのマークが一律ではないんですよね。多くの国では赤十字の提唱者であるアンリ・デュナンの母国・スイスの国旗の赤白を反転させたマークを用いていますが、イスラム圏諸国では十字マークが十字軍やキリスト教を想起させるということで十字の代わりにトルコやマレーシアなどイスラム圏の国旗に使われることの多い三日月を使用しています(赤新月社)。でもって、キリスト教、イスラム教、どちらにも抵抗のあるイスラエルは、ダビデの星ならぬダビデの赤盾なんてのが使用されており、このマークが国際的な活動を行う上でのネックとなっていましたが、このほど、赤十字、赤新月に並ぶ第三の(そして宗教的に中立な)マークとして赤水晶が国際的なマークとして承認され、イスラエルの組織も赤水晶のマークを使用することにより国際的な活動ができるようになったとのことです。それにしても、何とかならなかったかなぁ… と思うのは、赤水晶が承認された時点で、思い切って赤十字も赤新月も、ぜんぶひっくるめて赤水晶に変えればよかったのに、ということ。そもそも宗教観などなどの理由によってマークが分かれていることが、敵味方の区別なく人道的支援を行う赤十字の理念に合致していないと思うんですけどね。

  2007.01.15

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• ダウンしてました。

  今日は日中から体調が悪く、熱を測ってみたら38度以上ありました。仕事を定時で切り上げて帰宅し、すぐ寝た次第。従って、日記どころではありませんでした。この日記も５日に書いてますし(笑) 昨日書いた３桁国道の話の続きも、後日にしたいと思います。申し訳ありません。ところで、体調不良だと、時間がやけに長く感じられることって、ありませんか？ １時間が２時間にも３時間にも感じられる、みたいな。今日の私が、それでした。帰りの電車、１時間の道のりが２時間以上に感じられましたもの。車中では寝てたのですが、よほど深い眠りだったのでしょう。見方を変えれば、それだけ眠りを欲していたのかもしれませんね。しかし、正月早々体調を崩すとは… 縁起が悪いですよね。まったく…

  2007.01.04

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• 連日のアルコール

  よく考えてみたら、一昨日から３日連続でアルコールを摂取しているんですよね。一昨日の夜は缶ビールを４本飲んでいるし、昨日は新年の挨拶に行った親戚宅で日中からビールをご馳走になり、夜は妻とワイン。で、今日もワインの残りを飲みながら、この日記を書いています。これほどまでにアルコールを飲んだ記憶って、ここしばらくなかったなぁ… というのも、仕事がある日は基本的にアルコールを控えているし、仕事がない日も昨年５月に胆石をやらかして以降はそれほど飲んでいないんです。飲んだとしてもせいぜい発泡酒とか、アルコール度の低いものばかり。それがここ数日で連続飲酒。以前だったらもう少し飲めたと思うんですが、やっぱり鍛えないと(？)肝臓が弱くなってしまうんでしょうか。特に今日なんか、ワイン２杯でちょっと酔っ払ったような感覚です。これ以上飲んでしまうと明日の仕事に響きそうなので、今日は酒も日記も切り上げて、もう寝ることにします。おやすみなさ～い…

  2007.01.02

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• フセイン処刑に思う

  イラクのフセイン元大統領が、処刑されましたね。この処刑、確かに短兵急な執行だと思うし、これでフセインはイラクの英雄になったんじゃないかなんて人もいますよね。ルーマニアのチャウシェスクだって処刑から20年近く経って「あの頃は良かった」なんて声が国民から挙がってたりするから、そうなる可能性は高いでしょうね。やっぱり。それに引き換え、我が日本は、そうならなかった。東条英機らが処刑された東京裁判はやはり釈然としない内容だったのに、何故だろう？ これについては憂国的な立場からいろいろと意見があるようですけど、個人的には、日本がその後経済的に発展したという要因が大きいと思うんですよね。逆に言えば、東京裁判後我が国の足並みが乱れていたら、ルーマニアと同じ道をたどっていたかもしれません。となると、イラクの現政権は、まずは国内の経済の立て直しに全力を注ぐべきなんでしょうね。思いっきり素人考えですが、私利私欲を捨て、国民一人ひとりに豊かな生活がもたらされるように、身を粉にして欲しいものです。

  2006.12.31

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• 眠いよぉ…

  ここ数日、まとめて５時間以上睡眠をとった覚えがありません。それでも何とか仕事をこなしてはいるのですが、どうにも気になるのが、通勤電車の中や昼休みにとっている仮眠が本チャンの睡眠に移行してしまうパターンが多いこと。これ、眼が覚めた時の倦怠感が、相当こたえます。「もっと寝たいよぉ…」と身体のどこかが悲鳴を上げているような感覚です。大晦日までは仕事だし歳末のドタバタで何かと忙しいので今はただガマンして働くしかないのですが、機会があったら、思う存分寝てみたいなぁ… 私は元々睡眠に対してはだらしがない体質で、学生の頃は１日12時間ぐらい平気で寝てたんですけどね(自慢にならないな・苦笑)結婚してからも、休日にグースカ寝てばかりいるので、妻から呆れられたぐらいなんです。今は休日でも早朝に散歩に出掛けたり、散歩しない日でも子供に起こされたりしますからね。夢の大睡眠計画は、しばらく実現しそうになさそうです。

  2006.12.27

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• アサヒビール、株価上昇中

  実は私、今年の４月からアサヒビールの株主だったりします。買った時は１株1,700円程度でついこないだまでそのラインを行ったり来たりしていたのですが、ここ数日は株価が急上昇していますよね。今日確認したら、1,900円を超えていました。今日アサヒビールから第３四半期の報告書(四半期決算の定着に伴って、このテの報告書も増えましたねぇ)が届いたので見てみたのですが、グループ全体の業績は、増収減益。数字を見る限りでは株価急上昇の材料はないような気がしますし… 誰が買ってるんだろう？自分が所有している株の価格が上昇するのは素直に嬉しいのですが、業績に裏打ちされたものでないだけに、怖い一面があるのも事実。さほど高配当の企業ではない(ただし株主優待はいいかも・笑)だけに配当落ちなんて事態にはならないと思いますけど、ある時期を境に急激に反落なんて、まさかなりませんよね。若干心配です。

  2006.12.25

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• 川部駅の謎

  今日、青森県は津軽地方の地図を見ていました。飛び地合併が多くまだら模様を描く青森県内の市町村合併ですが、合併しないで残った町村もいくつかあるんですね。津軽の中央部にある田舎館村も、その一つ。白神山地に接する西目屋村と並び、津軽地方では数少ない貴重な村となりました。田舎館村と言えば、個人的に気になるのが、村内にある奥羽本線川部駅の存在。かつて黒石線(国鉄→弘南鉄道。1998年廃止)が分岐していたこともあって「黒石の玄関口」というイメージを持っていたんですが、よくよく考えてみると、川部の駅舎は黒石、そして川部そのものの集落とは反対の西側に設けられているんですよね。この駅が開業したのは奥羽本線が開通したのと同時の1894年のことですが、その時点では、黒石ではなく西方約３キロに位置する藤崎を意識して設置されたんじゃないかなと思うんです。要は、東北本線の松川(飯野、川俣を意識)、石越(若柳を意識)と同類で、世が世ならば川部も「藤崎駅」と名乗っていただろうに当時は所在地の地名を名乗るのが鉄則だったため川部駅と名付けられ今に至る、という状況だったんじゃないかなぁ？ と。話を田舎館村に戻すと、この村が合併していないのは、自立の道を選択したからではなく、西に位置する弘前市との合併を断られた挙句南に位置する平賀町などとの合併協議(2006年1月、平賀町、尾上町、碇ヶ関村が合併し、平川市が発足)にも加われなかったという事情があるようです。合併志向を持っているならば、温故知新じゃないけれど藤崎(2005年3月、藤崎町と常盤村が合併し、新・藤崎町が発足)との合併も視野に入れてもいいんじゃないかと思ったりもします。

  2006.12.22

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• 会津の門前町

  昨日の日記で「東北には門前町がない」なんて書いてしまいましたが、よく考えてみると、会津の柳津町って、圓蔵寺の門前町だったんですよね。同じ会津の会津美里町高田も、伊佐須美神社の門前町。思いっきり、見落としてましたね(苦笑) 他にも、このテの見落としはポロポロあるでしょう。恐らく。ただ、やはり東北地方が他地域と違っているのは、寺社の参詣を主目的とした街道や鉄道がほとんど見当たらないこと。昨日の日記で紹介した手向は山形県舟形町で羽州街道から分岐していた出羽三山への参詣路に位置していますが、柳津や高田はそのテの街道があったわけではない(単に私が知らないだけだが)ので、門前町としての位置付けはどうしても弱いものとなってしまいます。ＪＲ只見線は会津若松と高田、柳津を結んでいますが、参詣目的で敷設した訳ではなさそうですしね。あ、そうそう、会津といえば磐梯町も、元々の成り立ちは慧日寺の門前町のようですね。こうしてみると、会津には門前町が集中しているなぁ。東北の中でも都に近かったから文化の吸収が早かったのかな？ いずれにせよ、小規模とはいえ門前町が集中しているのは、同じ福島県でも中通りや浜通りには見られない傾向ですからね。

  2006.12.18

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• 調べるのは楽しい!!

  なんかこのところ、この日記、歴史づいちゃってるなぁ(苦笑)歴史って、やっぱり、面白いんですよね。自分であれこれ考えて「定説をひっくり返す」面白さが、個人的にはとても性に合ってるんです。多分。鉄道忌避伝説なんて、その宝庫みたいな存在ですしね。明治時代以降の福島・宮城の地域史的な基礎知識は一応頭の中に入っているから、私ごときでも定説に対して簡単に突っ込めちゃうのもまた、のめり込んでしまう背景には、あります。あと、あれこれ調べていくのもまた、楽しいんですよ。前の日記に書いた小牛田の町の成り立ち、実は執筆直前まで何も予備知識がなくて、調べながら書いていました。小牛田を含む宮城県大崎地域においては、明治時代までに町制施行した地域はその大半が城下町ないしは宿場町。小牛田とその北の田尻(1902年町制施行。なお、現在のＪＲ田尻駅を中心とする地域ではなく、その３キロほど西方にある地域のことです)だけが、いくら調べても起源がわからなかったんですよ。だから小牛田については、江合川に面しているから水運で栄えたのかな？ とか石巻別街道(国道108号線)が通過しているからその宿場町かな？ とか、地図片手にいろいろ調べてました。それが、門前町の可能性が高そうだ、とはねぇ。実は東北地方では、純粋な門前町が存在しないというのが定説なんですよ。鹽竃神社のある塩竃は港町＋門前町だし、竹駒神社のある岩沼は宿場町＋門前町。強いて言えば出羽三山参詣で栄えたという山形県鶴岡市手向(とうげ)が該当しますがここは町と呼ぶには小規模だし、「町」レベルの規模となりうる門前町は、やはりないのが現状、と思っていたんです。果たして、小牛田はその定説を覆す来歴を持つ町だったのかどうか？ ついでに言うと田尻もまた地図を見る限りでは加茂神社という神社を中心に町が形成されている模様。こりゃ、現地へ出向いて確認しないとですね(笑) 早く暖かくならないかなぁ？

  2006.12.17

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• 胃の中味

  書きにくい話ですが、今日の帰りの電車の中で「胃の中味」が散乱していました。見つけたのは午後９時半過ぎのこと。だから時間的には多少早いかもしれないけれど、忘年会シーズンの金曜日の夜のこと。かなりの確率でヨッパライが落としていったものでしょう。電車の中に限らず、街中で胃の中味に遭遇するケースって、結構多いですよね。犬の腸の中味には神経質になる人々も、人間様の胃の中味には気を配らないのかなぁ？ もちろん美観上も最悪だし、どうにかならないものかと思います。落し主って、大抵前後不覚になったヨッパライだし、行為自体を覚えていなかったりすることも事実でしょう。でも、そもそも日本人には、胃の中味なら路上で落としても構わないという意識が潜在的にあるんじゃないかなぁ？ それが問題だと思うんです。いくら酔っ払ってたって、腸や膀胱の中味は路上に落としたりしませんよね。その辺のエチケットが胃の中味にも徹底されていたらいいのにな、と思うんです。ヨッパライにクルマを運転させないのも大事なことですけど、胃の中味を路上に落とすような暴飲もまた、慎むべきですよね。

  2006.12.08

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• 給食費の滞納って!?

  今日の読売新聞のトップ記事は、給食費を滞納している家庭が増えている、しかもお金がなくて払えないのではなく「払わない」家庭が増えている、というものでした。いったい、「払わない」家庭の親って、何考えているんでしょうね。相手が学校であり督促など余りかけてこないだろうと見越し、舐めきった上での確信犯(まさに「犯」だよな）的な滞納と思われる点で、かなり頭にきますよね。こういう家庭の子供は、もう内申点もジャンジャン悪くしちゃえ！ と感情論的には言いたくなってしまいますが、給食費の支払はあくまで親の領分。「親を憎んで子を憎まず」。その辺では先生方も苦悩されていることかと思います。具体的な解決方法となると私にはなかなか思い浮かばないのですが、学校側は泣き寝入りせず、これらの犯罪に対して毅然と立ち向かって欲しいと思います。

  2006.11.27

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• やっぱり歴史って面白い

  少し前に話題になった高校の未履修問題。未履修の犠牲となった科目は、大抵世界史でしたよね。確かに、世界史や日本史の授業って、固有名詞ばっかり登場して、面白味は薄いもの。単語の羅列ばかりじゃぁ、確かに受験に関係なければいいや！ って抛っぽり出したくもなりますよね。でも、歴史の面白さって、これらの固有名詞という「出来事」そのものじゃないと思うんですよね。その出来事に至るまでにどのような過程があったかとか、実際に歴史を織り成した人物の思いとか、そういった所まで掘り下げて考えてみると、決して退屈なシロモノではないはずなんですけどね。もっと立ち入ると、「何故、そのような歴史が編まれるに至ったのか」を考えてみるのも面白い。歴史は決して出来事の羅列という訳ではなく、編んだ人間の思いが反映されてくるもの。より極端に言うと、個々の出来事の取捨選択は編者の裁量に委ねられているものなのです。だから、公平な目で見れば重大なはずの出来事が軽目に片付けられていたりとか、逆に些細な出来事が大袈裟に語られたりとかする訳で。中韓における「日本の植民地支配」なんてまさにその典型でしょう。冷静に見れば、日本の植民地支配が彼の国にとってプラスになったことも、あったはずなんですけどね。そういう点では、ある意味数学よりも頭を働かすことが出来る科目が、歴史だと思います。今回の未履修問題は「歴史教育のあり方」まで議論を発展させるに至らなかったようですが、決して暗記科目などではないことは、積極的に周知していかなければならないんじゃないかと思います。

  2006.11.23

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