「ジャス」と方言
睡魔に負けて、27日は早寝。てなわけで、この日記も、28日に書いてます。帰りの電車で「FLASH」を読んでいたら(オヤジだぁ~)、ここ数年、ジャージを着ることがブームになっているみたいですね。個人的にはゆずの岡中ジャージあたりからこの流れが始まっているのかなぁと勝手に推測しているんですが、少なくとも、着用に対する恥ずかしさやためらいは、払拭されたといっていいでしょう。ところで、このジャージ、宮城県、特に30代後半以上の人は「ジャス」と呼ぶことが多いです。何故にジャス? と思うのですが、どうも、地元のスーパーがジャージを販売する時に「ジャージースーツ(ジャス)」と紹介していたのが発端らしいです。ただしこのスーパーは今では大手スーパーの傘下に入ってしまい存在しないので、「ジャス」の商品表示も見かけませんし、県内の若い人には「ジャージ」の呼称で統一されつつあるんですが。しかし、方言なんかを紹介する番組で「消えつつある方言」なんて言い方をよくしてますが、ジャスの例に鑑みると、これはウソですね。まぁ、ジャス自体は既に死語と化しつつあるので不適当な例だったかもしれませんが、じゃぁ、マクドナルドのことを東日本では「マック」西日本では「マクド」と呼ぶのは、なんでだろう?方言は「消えている」のかも知れませんが、その一方で「生まれてもいる」んじゃないかと思います。調べていけば、まだまだ例がありそうな気がします。