収支公表ですか。
JR東日本が、今月下旬を目処にローカル線の収支係数を公表するそうですね。旧国鉄時代には全路線について全区間を通しての実績が公表されていたので50代以上の方にとってはある程度馴染みのある数値ではあると思うのですが、その当時もっとも収支係数が悪かった路線でも、確か5,000(100円の収入を上げるのに5,000円の経費がかかるということ)を超える路線はなかったと記憶しています。ところが、今回発表される数値は、全区間を通してではなく区間ごと。例えば磐越西線ならば郡山~会津若松、会津若松~喜多方…といった具合にそれぞれの収支係数が発表されるそうです。となると、利用者数の少ない県境を中心に下手すると10,000を超える区間も出てくる可能性がありますね。今年4月に先行して収支係数を公表しているJR西日本では、芸備線の東城~備後落合間で2018~2020年度の平均がなんと26,906というとんでもない数値が出てしましたし…果たしてどんな結果になるのやら? 興味半分、怖さ半分の心境です。50歳からの青春18きっぷ 途中下車の旅 ローカル線乗りたおしおもしろ41プラン! (KAWADE夢文庫) [ 小林 克己 ]