カノンのお稽古帳♪

昔々大昔、まだ思春期だった頃、本気でシンガーソングライターになりたいと思っていた。
拙い詩を書いては曲を作り、ピアノの弾き語りをカセットテープに録音してはあちこちに応募したものだ。


だんだんと成長するにつれてその熱は冷めたけれど、それでも時々、特に片思いや失恋をすると詩や曲が浮かんで、ピアノの弾き語りをすることで自分の心を見つめていた気がする。
運良く地元のコンサートで曲が採用されたり、ラジオやテレビでご紹介いただいたこともあって自分なりに小さな自信（勘違いとも言うf^-^;）もついた。
挙げ句の果てに、自作曲をスタジオでレコーデングしＣＤを作ったりもした。昔はＣＤを作ることは今のように簡単ではなく、お金も時間もかけてのことだったが惜しいとは思わなかった。
ピアノの弾き語りはやっぱり私の一部だったから。


でも、いつからだろう、ぴったりと詩も曲も浮かばなくなり歌う気持ちもなくなった。

仕事に没頭していたから？
自分の時間がなくなったから？？
チェンバロに専念するようになったから？？？
はたまた結婚したから？？？？（笑）



ところが、着物ブログで知り合ったユゥクスさんに刺激され、久しぶりにピアノの弾き語りをしてみました。
今となっては少々、いや、とてもとても気恥ずかしい歌詞に甘過ぎ辛過ぎの曲。
いやはやコレを人様の前でやっていたのか！！と変な汗が出ちゃいそうですが、まあ、若気の至りということでf^-^;


もう新しい曲を生み出すことはないかもしれないけれど、時々青春に浸ってみよう、と思ったアラフォーカノンでありました。