「セレスの13日金曜日・徳島クルージング(2)」
「セレスの13日金曜日・徳島クルージング(2)」 8月15日(続き)銭湯でさっぱりして、讃岐うどんを堪能して、阿波踊り見物へ。桟敷にはいるには2千円も取られる。それよりも、街の辻で披露してくれる踊り、演舞場への通り道で手が触れ合うようなところで見る阿波踊りの方がずっと迫力がある。踊り終わって休んでいる別嬪さんに声を掛けると、気安く記念写真に入ってくれる。あちらこちらと街をうろうろ見物して、最後にコンビニで氷とおにぎりを買って、22:10のシャトルバスで艇に帰った。艇で再度飲み直し。差し入れてもらったワインがまたまた美味しかった。港の桟橋がギーコギーコとうるさいが酔っているから気にならない。0:10 たちまち就寝。・8月14日(土) 曇り 無風 5:00起床。午前3時頃ぱらっと雨が降ったようだが濡れていない。5:30 宿に泊まった女性1人もタクシーで来て、無事出港。波もなく静かだ。奇麗な朝日が拝めると思っていたのにこれでは当てはずれ。風はE3m ぎりぎり上り。機帆走で沼島を目指すがここでも視界がまったく効かず、コンパス頼み。ようやくお日さんが顔を出したが、まるで夕日のよう。7:00 朝食。ホットコーヒーが旨い。フランスパンにバターを挟み、ボイルドソーセージ、牛乳、きうり、トマト、プラム、・・ 盛り沢山な朝食を平らげる。ビールもよく冷えた。ぼんやり見えてきたのは淡路本島。潮に流されて北寄りに進んでいるようだ。9:30 沼島クリア。来るときより1時間も余分に掛かっている。徳島を出たレース艇と会合、追い越していった。風は相変わらずE2~3m。東からの波が大きくなりローリングが激しくなった。曇っているので日焼けを気にすることもないが、よく焼けるだろう。11:30 友ヶ島に取り付くが釣り船が多く出ていて大回り。風が南に振れ、風速も増してきた。12:00 友ヶ島クリア。進路30°。真追っ手。5~6m。ローリングにワイルドジャイブを気にしながら機帆走。艇速が速くなった。昼食は抜きにして走る。ようやくヨットらしい走りになってきた。明石大橋がぼんやりと、須磨のランドマークの鉄拐・鉢伏山が見えてきた。もうすぐだ。本船航路もスムーズに横断。15:20 無事帰港。片付けを済ませ、精算。燃料代、1人630円。セレスに帰って飲み代、食料代、1人5,400円。たまたま来ていた修理屋さんにエンジンを見てもらったところ、配電盤のスイッチの接触不良。メイン配線の接触が悪く、スターターモーターに電流が流れなかったようだ。何とか治ったが、オイル漏れがある。これは次回にしよう。桟橋に出ていた荷物も片付けてオーニングを掛けて 16:00別れた。スタートからトラブル続きだったが、たっぷり飲んで食べて、阿波踊りを観て、丸2日楽しんで、終わってみれば1艇で大人数でのクルージングは成功だったと思える。写真は、友人のカメラで撮ったものです。