再度、「全景 大竹伸朗展」に行ってきたぞな
24日ですから、世間ではクリスマスイブ、と俗に言われている日のようです。でも、この東京都現代美術館で開かれていた「全景 大竹伸朗展」の最終なわけです。 ちなみに、クリスマス期間限定で、「ジャリおじさんのクリスマスカード」が貰えるとあって、23日にも入館し、また続けて最終日も来てしまいました。クリスマスバージョンのジャリおじさんが表紙になった、結構立派なカードです。 いつもどおり、中を見ていきますと、一番大きな展示室の吹き抜けに据えてある「ダブ平&ニューシャネル」のところに、大竹さんを始めとして、スタッフの方がスタンバイして、展示時間終わりまで、ひたすら音楽(ノイズ?)を出していく、という感じでした。ダブ平は、巨大な演奏機械のような作品です。それが、地響きのようなノイズミュージックを、ずっと鳴らし続けておりました。 思ったより、この最終日のパフォーマンスを見に、お客さんが集まっており、巨大な個展の最後を締めくくるにふさわしい、けど名残惜しいような、エンディングでしたね。HPでも、大竹さんのパフォーマンスがあるとかないとか、書いてあったように思いましたが、結局はずっとしていたようです。 この展覧会も何回か来てみましたが、見るたびに「あれっ、こんなんあったっけ?」と思わせるような発見がありましたね。確かに見て、記憶に残っているものも多いのですが、あのいろいろなものを貼り付けた作品群などを見ていると、その日、その日の着目ポイントが違うので、常に新しい作品が加えられているのではないか、と思ってしまいます(もしかすると、その可能性もありますけど)。 去年の都現美の展覧会の中では、一番印象に残ったものでありました。 あと、また直接的には関係の無いことなのですが、この記事を書いている07年3月24日現在でも、まだ図録が届いていません。時々、思い出したように発売元から延期の遅れが届くのですが・・・・やはり図録の方も、とんでもないことになっているようです。届いたら、写真付きで、ご紹介しようかと・・・