スレンダーマン殺人事件を見て
土曜日放送のTV 世界法廷ミステリーのひとつネットで知ったスレンダーマン;背が高く背中に触手を持ち、瞬時に忍び寄って人を殺す。ネット内の創作なのだが写真や動画が多くあると言う。https://youtu.be/6UTctsjAEOYそれを知った女の子二人が、スレンダーマンから逃れるには友人を殺さなければならないと聞き、ナイフで刺す。アメリカでの裁判で、有名になり、映画も作られたとかhttps://youtu.be/ySy8mcceTnoそして問題は、ネットの情報を信じ込む怖さというのだが・・・その前にTBSの「報道特集」を観ていて、金平さんのクルド人レポートに非常な違和感を感じた。現地でクルド人にインタビューして、その合間にナレーションが入るのだが、***がこうして、***になった、とは言うものの、なぜ、こうしたのかについては触れない。つまり、一方の都合、主張で終わってないか?反対の立場をなぜ言わない。となると、討論で一方の意見しか聞かせないということで、視聴者には考えさせない。これを信じろと言っていることになる。残念なことに、今の新聞、テレビでは、視聴者に考えさせる、判断させる姿勢は極めて少ない。視聴者の問題かもしれない。視聴者が考えることを放棄した結果なのかもしれない。スレンダーマンの話でも、ネット内の情報でも、それは本当か?なぜ?と考えないならば、信じない理由がなくなる。疑問を持たなければ、伝える側はやり放題だ。FAKEニュース、偏向報道のオンパレード。これだけインターネットが発達すれば、ウソもマコトも溢れている。その中から真実を探るこちもできる。真実を求めるか、鵜呑みにするか、一人一人にかかっている。インターネットを含め、テレビや新聞が視聴者を啓蒙しようとは決してしない。欲で動いているから。「母さん、オレだよ、会社の金をなくして困っている」と電話があったり、「年間10%の利回りがある商品です」と勧誘されたり、それを信じるかどうか、本当かと確認しようとするかどうか・・・もの手間が惜しければ、話に乗ればいい。ただ、自分で判断したことだと言うことを忘れてはいけない。