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[ボクシング]杉浦大介「ドネアvs.リゴンドー戦から見えた4つのこと」
![]() ■全くもって厄介なボクサーが勝ったわけですな。 ポスト・パッキャオの有力候補だったノニト・ドネアが、キューバ出身のオリンピック金メダリスト、ギジェルモ・リゴンドーに完敗したのは、今年の4月です。 世界中があっと驚きました。 何が厄介かというと、このリゴンドーというボクサー、ガチガチの防御テクニックを誇り、強いことは強いのですが、試合が面白くない。 対して、ドネアは、サービス精神に溢れたボクサーですから、人気があります。 ここはドネアに勝ってほしかったわけですな。 ■リゴンドー側は、金銭的な欲があまりないのか、自分のスタイルを変えるつもりはなさそうです。 通には受けるかも知れないが、一般ファンの人気はいま一つです。 強いけど人気がないというボクサーほど扱いづらいものはない。 客を呼べないのに試合を組むのは経済原理に反しています。しかし勝っているので避けるわけにもいかない。 これではビッグマッチは無理でしょう。淡々とタイトルマッチを消化するボクサーになっていくのでしょうね。 協会も本音では、早く引退しろーーと思っているのかも知れませんね^^; ■しかし問題はドネアの方です。 西岡との試合ではあれだけ完璧に勝っておきながら、負ける時は別人のように力任せの単調な試合に終始していました。 リゴンドーにうまくあしらわれたという見方もありますが、それよりも本人の準備不足の面が大きいのではないか。 ここは深く反省して、実力をいつでも発揮できるようになってほしいものです。 そしてリゴンドーとの一戦はなかったことにして、リターンマッチなど考えないことですね^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 12, 2013 11:10:52 PM
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