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rose_chocolat@ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2007.02.07
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カテゴリ:洋画(ま行)

監督 : ソフィア・コッポラ

出演 : キルスティン・ダンスト 、 ジェイソン・シュワルツマン 、
    ジュディ・デイヴィス



公式サイトはこちら。



<Story>


オーストリア皇女マリー(キルスティン・ダンスト)は、
14歳にしてフランス王太子ルイ16世(ジェイソン・シュワルツマン)の元へ嫁ぐことになった。

結婚生活に胸を膨らませていたが、
待ち受けていたのは、上辺だけ取り繕ったベルサイユ宮殿の人々と、
愛情のない夫婦生活。

ルイは必要な事以外はマリーと口もきかず、
同じベッドに寝ていても、指一本触れない。

愛情深く育ったマリーだったが、悪意溢れる噂に傷つき、
やがて贅沢なドレスやパーティーに心の安らぎを求めるようになる。


(以上、goo映画より)


マリー・アントワネット - goo 映画
マリー・アントワネット - goo 映画



<感想>

まあ、ソフィア・コッポラなんで、
誰もまともなマリーだとは思いませんよね^^
何といっても出だしの音楽!
バリバリロックだし(笑
ありえませんよね・・・
しかもブリティッシュロックかしら。
でもってセリフも思いっきり英語だし(笑



ソフィアは、
「この映画は、徹底的にマリーの目線で撮ろうと思った」

と、述べています。
マリーの目線・・・
14歳でフランス王妃となること。
それは想像を絶する体験だったに違いありません。




14歳でフランス皇太子妃となったマリー・アントワネット。
(c) 2005 I Want Candy LLC.





14歳。
まだ子どもですよね。
一夜にして権力者となり、注目を浴びる。
そして宮中の奇妙なしきたり、世継ぎをせかされる辛さ。
どこにも逃げられない環境の中で、
何かはけ口を見つけないと、やってられないよね!?
それを夜毎のお遊びに費やす彼女。





贅沢を凝らした生活を送るマリー。
(c) 2005 I Want Candy LLC.





いわゆる、世界史で習う、「フランス革命」的な表現は一切なし。
そんなドロドロチックなことはマリーの頭の中にはないのです。
子どもには先が読めないのです。
なので、ラストシーンの終わり方も、
評価は分かれると思いますが、
私はあれでいいと思います。



ベルサイユを脱出し、「お別れを言うの」と無邪気に窓の外を見つめるマリー。
暴徒に発見されて連れ戻され、
牢獄に幽閉され、
ギロチンにかかる運命だということなど、
知る由もないのですから。



それにしてもよくルイ16世役を見つけたなあと感心(笑
優柔不断、夜の生活が7年間ない(!)、
いじいじした感じの役、お見事(笑)です。


マリーのキルスティン・ダンストは、
ソフィア映画では常連です。
『The Virgin Suisides』でも、インパクトのある役を演じていました。
きっとソフィアの世界観にマッチしているんでしょう。
「王妃というよりは、おつきの者という感じ・・・?」
と、最初は思ってしまいましたが、
だんだんと気高さのような表情が見えてきたのはよかった。
14歳の皇太子妃、やんちゃな部分があって当たり前。
なので彼女でよかったです。




**************************





今日の評価:★★★☆






   
















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Last updated  2008.10.12 20:26:03
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