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テーマ:映画館で観た映画(8582)
カテゴリ:韓国映画
原題: THE GOOD, THE BAD, THE WEIRD 監督 : キム・ジウン 出演 : ソン・ガンホ 、 イ・ビョンホン 、 チョン・ウソン 、 リュ・スンス 、 リュ・チャンスク 、 イ・チョンア 、 キム・グァンイル 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ 公式サイトはこちら。 <Story> 混乱が続く1930年代の満州。 こそ泥のユン・テグ(ソン・ガンホ)は大陸横断鉄道に強盗を仕掛け、日本軍人から謎の地図をせしめることに成功した。 だがその時、列車が別の何者かに襲撃を受ける。 襲撃したのはパク・チャンイ(イ・ビョンホン)の率いるギャングたちで、彼らは偶然テグが手にした日本軍の宝の地図を狙って来たのだ。 さらにそこに列車に乗っていた賞金ハンターのパク・ドウォン(チョン・ウソン)も参戦。 3人は宝の地図を巡って争奪戦を繰り広げ……。 グッド・バッド・ウィアード - goo 映画 <感想> 一応、韓流に入ったのはヨン様の「冬ソナ」がスタートで、その次にハマったのがイ・ビョンホンという履歴です(笑 なのでblog開設前からビョンホンssiをウォッチしており。。。 チョン・ウソンssiはそのあとにハマってます(笑 イ・ビョンホン鑑賞歴 ↓ 『誰が俺を狂わせるのか 』 『我が心のオルガン 』 『バンジージャンプする』 『純愛中毒』 『美しい夜、残酷な朝』 『誰にでも秘密がある』 『甘い人生』 『G.I.ジョー』 チョン・ウソン鑑賞歴 ↓ 『私の頭の中の消しゴム』 『デイジー』 『Sad Movie <サッド・ムービー>』 『レストレス ~中天~』 ソン・ガンホ鑑賞歴 ↓ 『親切なクムジャさん』 『シークレット・サンシャイン』 3人3様で、いい俳優さんだと思います。 なのでこのタイトル、『グッド・バッド・ウィアード』っていうのもこの3人のイメージにぴったり。 このタイトルありきで映画を作ったんじゃないかと思うくらい。 私は西部劇ってもともと全然守備範囲じゃなくて、だからこの映画がいろいろな西部劇をモチーフにしているということは全くわからないです。 初見で全く予備知識がない人にも楽しんでもらえるのが映画だと思いますので、それは問題ではないと思うんですが、 それを差し引いても、この映画はちょっとアタマ抱えちゃいました。 まず、どこを目指しているんだろう? という疑問。 「キムチ・ウエスタン」「韓国ウエスタン」らしいものを作ろうということなんですが、それがコメディ路線なのかそれとも残虐路線なのか、あるいはごった煮の路線なのかがわからない。 銃撃戦のシーンなんかは、あり得ない感じがたくさんたくさんで。 あれでどうして主役級だけ生きているのかがまず不思議なんですよね。 どこかで死んでいるはずの人が次の銃撃戦で生きているのも不思議 f^^; 満州が舞台というのは確かに面白くはあります。 実際に様々な勢力が覇権争いをしたわけですから。 なのですが、あんなに自由に彼らは振舞えたのか? というのと、日本軍もあれに兵力をかけるのは無駄のような気がしてしょうがなかったですね。 馬賊を抑えるという大義名分は確かにありますけど。。。 3人の俳優は好きですが、これは目指す方向がはっきりしてなくて、 申し訳ないけどバラバラな印象がほとんどでした。 日本公開版はカットシーンがあったらしく、そのせいで話がつながらないようにも感じました。 3人の中で、チョン・ウソンのエピソードが弱かったように思えたのは私だけかしら? ただ単に「賞金稼ぎ」しか情報がなかったような気がしたんですけどね。 イ・ビョンホン、見せ場はありました。 「売国奴」を撫で切りするシーンなんかは、芸術的と言えば芸術的。 (モムチャンもなぜかやっぱりあり f^^;) 俺様一番!なのもまあキャラなのでそれもありかなとは思うんですが・・・。 悪役っぷりは悪くはないのですが、『甘い人生』には到底かないません。 ソン・ガンホも、ワルっぷりが今1つ伝わって来なくて、コメディタッチに感じてしまったので、それもちょっと残念です。
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