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テーマ:愛犬のいる生活(75640)
カテゴリ:犬の腎不全
腎不全になる前の前置きを長々と書いてしまってすみませんm(_ _)m
腎不全になっても個体差でかなり違うと思うのでチョコの病気や精神面の経緯を書きました。 ここから腎不全との戦いと経緯を書いて行こうと思います。 春の健康診断12歳なのでシニアの健康診断は毎年受けていました。この時、腎不全の目安となるクレアチニンの数値は1.0でした。BUNは25でした。わずか3ヶ月後の夏クレアチニン1.4BUN35この時は正直実感が湧きませんでした。腎不全?早く良くなってね!それくらいの感覚でした。 無知でした。 当初、 夏バテと診断されました
「急に食べない事」でした。 朝から食欲が衰えることがなかったのですぐ病院に行きましたが3ヶ月前に検査したこともあってか、夏バテだろうからどうしても食べない様ならリキッドタイプの食事を試して見るように勧められました。 夜になると、少しご飯を食べてくれて安心したのですが翌朝、また全部食事を残したので心配になり、血液検査を再度して下さいと申し出ました。 結果的にそれで腎不全と診断され、慢性か急性かわからないので一週間様子をみて検査したところ、数値が良くならない事から、慢性腎不全という結論になりました。 その時初めて、慢性腎不全について詳しく調べたら 治らないという事実に直面しました。 理解はできませんでした…わかっていても理解はできませんでした。 調べると食事療法が出てくるので食事の相談を医師にしたところ、今まで通りでいい、療法食は食べないから栄養失調の方が怖い、という意見でした。 でも食事療法が気になり、結果色んなところにお話を聞きに行ったり、セカンドオピニオンを受けたりしました。 療法食に切り替える結論に至りました この時、何故かかりつけ医が通常食でいいと言ったのか理解できませんでしたが理由は 療法食は食べないと言い切られました。 はい。そうでした! うちの子は食事は残さず食べるから療法食でも食べてくれるはず!なんて考えの弱さに叩きのめされました。療法食を出したら逃げるそんなレベルで食べてくれませんでした… 鶏ササミをトッピングすると良いとか鶏胸肉をトッピングすると良いとか書いてあるのを見ましたが、気になったので色んなところにご意見を聞いたところの究極論 腎不全はタンパク質が毒!と言う事実でした。はい、ここで、鳥のササミだとか肉類のトッピングなんて言う甘い考えを捨てる覚悟をしました。 これは各オーナー様の考えによって分かれるようで、究極の2択しかないことに気が付きました。 究極の2択
1〜2週間で事態があまり良くない方向に行きました。クレアチニンは1.8BUNは37食事はほぼ取らないままでした。 衰弱が頭をよぎりました。 でも肉類のトッピングは毒と頭から離れず、泣きそうになりながら 「療法食をペースト状にして」口の中に無理やり詰め込むという作業をしました。この時、色んな療法食があるので、ペーストにしやすいロイヤルカナンの腎臓サポートのみ口に詰め込むようにしました。口に無理に入れられるトラウマで、食欲が沸いたとしても食べなくなる可能性があったのでペースト状にしやすいロイヤルカナンに絞りこむ事で療法食のトラウマの軽減を図るためです。 虐待なのでは?と何度も頭をよぎりました。 長生きを願うのはエゴなのか?と自問自答の毎日でした。 ロイヤルカナン 食事療法食 犬用 腎臓サポート 缶詰 200g×12 朝はダメでも夜には食欲が少し回復セカンドオピニオンに聞いたら老犬によくある事だそうです。夜だけご飯をあげてみたらどうかという選択肢もあると聞いてやってみようかとおもったのですが、元々太りやすく、ヘルニアや足の負担を考えて食事量を少なくしていました。だから夜だけあげるとすると1日の栄養やカロリー分を食べることができなく、この選択肢は消えました。 なにも問題なく食べられる子なら夜だけという選択肢はお勧めします。 口に押し込む事かなり、怯えてしまうし、ストレスになるし、私自身も壊れてしまいそうでしたが、調子が良い日はスプーンから食べてくれるようになりました。 ミニチュアダックスなので口が長く、液状ならチューブで何とかなるかもしれませんが、チューブで与えるにはペースト状にした物だと簡単に吐き出されてしまいます。リキッドタイプの物であれば問題無いと思います。 どうしても食べられない時、衰弱しないようにするための苦肉の策でしたが結果的にはその後徐々にスプーンから食べてくれるようになりました。 今では器から食べてくれます。 犬『腎臓サポートリキッド 200mL×1本』【ロイヤルカナン】(流動食) 9月に腎不全とわかり、10月には相談した医者の数は5件それでも、どこも答えは同じでした。 療法食を与えるか、トッピングするかの2択しかありませんでした。 うちの子の場合、BUNが30超えると食欲が落ちました。11月にはクレアチニン2BUN40になっていました。 その頃の食事は口の中に無理に入れるのではなく ドライフードの腎臓食にウェットフードタイプの腎臓食をトッピングする形で食べたりしました。それでも食べない時は野菜をトッピングしました。トッピング野菜は主にカボチャたくさんの水で細かく切ったカボチャを20分ほど煮ました。カリウムを極力取るためです。 フード会社に相談した所カロリー計算はメーカーによって異なりますが、フード50gに対してカボチャ100gほどのカロリーくらいを目安にしてみてくださいと言われました。 トッピングする野菜によってカリウムやシュウ酸などが多く含まれている物があります。相談したフード会社からは沢山の水でよく煮て、煮汁は捨てると良いというアドバイスをもらいました。食事の時間は1時間〜2時間食べないなら目の前で捨てるとか、何度もやりましたが、食べたくないものは捨ててくれた方がマシと言わんばかりに捨てたら喜ぶ始末だったので、遊びながらストレスをなるべく軽減させようとして食べさせました。 食べないなら食べられちゃう、飼い主が食べるものは美味しいというのがあると思い、変に思われるかもしれませんが私もフードを食べました(泣 セカンドオピニオンで11月に食べない原因は歯が痛いのかもしれないと診断され抜歯の手術をしようとしたところ、手術前の診察で高血圧発生!!急遽手術の取りやめ点滴500mlとなりました 腎不全によるホルモン異常から高血圧になるらしく、心臓のお薬、フォルテコールを飲むことになりました。その時の血圧の数値は180でした。すぐに迎えに行き、家で安静にさせました。 その後の診察で分かったことなのですが、 皮下点滴をしたところクレアチニンが2から1.4BUNが40から28まで下がっていました。その時、食欲が戻ったのです!あんなに食べなかったロイヤルカナン腎臓サポート缶をガツガツ食べたのです!! 医師に確認したところ良くなったわけではなく、血液が薄まって楽になったと言うことでした。楽になる!!負担が軽減できる!!という希望が見えました。 そして我が家が選んだ選択肢は 皮下注射をする食事は出来るだけドライフードの療法食トッピングは野菜か療法食の缶詰水分補給を更に充実させるという治療方針が固まりました。 この結論に至るには腎不全の猫を飼っている方からの助言で皮下注射を打つ事、ブリーダー兼ドクターの医師免許を持っている方の助言でアニモンダニーレン等、小分けし冷凍してトッピングする事という助言から始まりました。 ここまで方針が決まれば後はやるしか無いという事でここからの1年が実に早く、長い日が続いております。具体的な食事、注射の量、サプリメント、率先して実行している事、試して良かった事、試して悪かった事、数値の変化はこの後の記事で書いていこうと思います。 現在もチョコは頑張っております!周りからは腎不全だと思われない程、生き生きしています。油断は致しませんが何卒見守り下さい(>人<;)ロイヤルカナン 犬用 腎臓サポート 200g×1缶 ウェットフード 療法食 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.14 20:16:19
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