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テーマ:愛犬のいる生活(75390)
カテゴリ:犬の闘病
退院後、何とか絶対脱水は防ぎたいと思い試行錯誤致しました。
胃ろうの話が出ていた為、どうするべきか本当に悩みました。 チョコの性格などを考えた上で極力避けたい処置であった為、食事面で工夫をする事にしました。 分食+給水給餌 退院後、ここに重点を置きました。 理由は
退院後1週間 分食5〜6回、水分250〜300ccを7回以上にわけて給水、皮下点滴150mlとしました。 分食は タンパク質16〜18g 脂質3〜4g エネルギー300〜350kcal 炭水化物55g前後 リン250mg前後 ナトリウム250mg前後 カリウム350〜450g前後 以上を踏まえた上で医師と相談し、自分で計算をしながら、なおかつDC one dishの岩切先生に指導を仰ぎ、なんとか打開策を探りました。 朝〜昼 昼間は腸の動きが鈍い為、チューブダイエット低脂肪を使う事で水分補給も兼ねようと思ったのですが、流動食だとお腹を壊しやすいと言うのがあり、試行錯誤しチューブダイエット低脂肪やロイヤルカナン消化器サポート、その他に色々な食材を使い170kcalになる様調整しました。 夕方〜夜 DC one dishさんのレシピを使い170kcal前後としました。 元々、タンパク質・脂質・エネルギー・ミネラルのことを伝えて依頼していた為、レシピが手元にあり、それを元に作りました。 トータル350kcalになる様に調整し、強制給餌と強制給水(我が家ではお食事サービスと呼んでいます)そして好きな物は自分で食べられる様なら自力で食べてもらうという形を取りました。 分食 昼間を2〜3回、夜を2〜3回に分けました。 その日の様子をよく見て、分食の回数を決めました。 吐き気、または便が緩いようであれば少量にして回数を増やすといった感じです。 退院1週間後の血液検査(良!) 久々に嬉し泣きをしてしまいました。 血液検査でクレアチニンやリパーゼなど改善され、脱水や炎症が治っていました。 リパーゼ 1312→324 BUN 107.9→88.4 クレアチニン 3.21→2.71 CRP(炎症数値) 6.67→0.77 この辺りの数値がここまで落ち着くとは想定していませんでした。 その為想定外の喜びで逆に涙が…(汗 ミネラル類のカルシウム、リン、ナトリウム、カリウムは、まだまだ高いので気をつけていきたいと思います。 カルシウムとリンが高いと言うことは、腎性上皮小体亢進症であることを示しており、また、入院の時の数値を見る限り油断はできないのが現状です。 今は目先のことでも光が見えて、ただ素直に嬉しいです。 脱水が落ち着いた事により数値の改善が見られたという事、腸炎が治まったという事が数値の改善につながった様です。 胃ろうについて 胃ろうという選択肢を提示された時はどうしていいのかわからず、困惑しました。 そんな時にDC one dishさんに相談したところ、胃ろうを取り付けても口から食事を取ることも可能という事、緩和ケアであり正解がないという事、メリット・デメリットなど泣き喚いている私に一つ一つ丁寧に教えてくださりました。 大学病院にはレシピを依頼していることを伝えており、もし今後胃ろうになったとしてもDC one dishさんのレシピで構わないと言われた時、好きな物は経口であげてもいいですか?と尋ねたら、勿論好きな物は口から取って大丈夫と教えていただき、かなり抵抗があった胃ろうも「緩和ケアの1つ」としっかり認識する事が出来ました。 それでも何とか口から食べて欲しい、出来れば手術させたくないという感情が大きく、それならば 「何とか状況の打開をして、脱水等の症状を抑える為に今できる事の最善を尽くし、やるだけやってから再度考えよう」 と、腹が決まったと言いますか、方向性が見えて来ました。 「わからない、どうしよう」のままでは、ただ指を加えてるだけになってしまうと思い、「チョコにとっての楽とは何か」と考え方を変える事にしました。 簡単に言ってますが、正直何度も何度も答えのない自問自答をしました。後回しに考えるのではなく、行き当たりばったりで考えるのではなく、色んな方向から物事を考えられる様にしようと思いました。 〜現在のチョコの様子〜驚くほど元気です!!(嬉し泣き) 凄く食欲が出てきて、脱水の様子もなく、水分はワガママなのかな?という感じですが好きな物を混ぜてあげると喜んで自分から飲んでくれます。※最近はメロン…メロンは…高いよ…うん…私たちはチョコの水分補給に使った残りを食べています笑 なにより食欲が凄く出ています!! おかわりという顔 待て出来なくて、跳ねるので… 器ごと持っていきそうな勢いの食欲です。 入院前はお肉さえ口にしなかったのが、今では飛びつく様に食べてくれます。 カロリー(エネルギー)になる食材のほとんどは、恐らく無理強いをしてしまったので、自ら食べてはくれません。 カロリー要素は食べやすい味にして、お食事サービス(強制給餌)にしています。※この時に水分を多く含ませる事により水分補給も兼ねてあげる事が出来ます。 アーンとか合図をすると口を自分から開けてくれるので嫌ではない様です。 シリンジを見て、給餌してと言わんばかりになってます。 筋力低下 入院していた為、筋肉低下により、歩くのはやはりかなり大変そうなので介護ハーネスなどを使いサポートしてあげていますが、リハビリを頑張ってゆっくりしっかり筋肉がついてくれればと思います。 走りたい時があるようで、うまく体が動かず癇癪のような物を起こすときもあります。 癇癪が起きるほど元気が出ていると捉えて、前向きに考えていこうと思います。 認知症 正直5月には言われていたのですが、それが認知なのかどうか判断するのが難しいようなレベルでした。最近はコレはもしかして認知症なのかもしれないというような行動が見受けられます。 また、食欲が湧いたのも認知によるものかもしれません。 しかし、食べる姿があまりにも嬉しそうなので、そこは認知であろうとなかろうと、美味しいと思って食べてくれているのは凄く伝わってきています。 一時は胃ろうを提示されましたが、途中経過や今の状況から見て胃ろうの必要ないという事になりました。 給餌給水お薬タイムの覚書 分刻みの時もあります。 現在は分食を4回にしていますが状況によって変わります。 退院後1週間は療法食と手作り食半々にしていましたが、現在は手作り食のみです。 食事量を変えるのではなく、分食や給水を細かく振り分ける事で消化をしやすい様に促しています。 家族用にざっくりした流れを覚書↓※実際はチョコのペースに合わせて22時30分までに何とか給餌を終える形
※散歩やリハビリの後は1時間は必ず落ち着かせる。 寝ている時は必ず休ませる。 夏になり暑くなって来たので時間のズレや変更は臨機応変。 基本2時間おきに分食。 クレメジンと薬の時間は1時間空ける。 具合が悪そうな時は分食の回数を5〜6回に分ける。 1日4回の分食も食材をわけてさらに細かく分食。 経口水分は食事と別に1日250〜300cc 夜中 膀胱炎や膣炎を起こしている時は30分〜1・2時間おきにトイレに行きたいとなり、寝る時間もありませんでした。 現在は膣炎はあるものの膀胱炎は治っています。 呼吸がおかしいと感じた時などは心配で眠れなかったのですが、最近は落ち着いています。 「今」の大切さ 2月の前庭疾患から色んな事がありました。 これからも色んな事があると思います。 その中で「今」の幸せを大切にしていきたいと思います。 公園でリハビリしたら10メートル程歩いただけでとても疲れてそうでした。 ゆっくりゆっくりチョコのペースで頑張ろうと思います。 家で介護ハーネスを付けたら飛び跳ねるチョコ 食欲◯、リハビリ△、元気ははなまるです。 インスタの方には動画にて簡単にではありますが状況をお伝えしています。 こちらはちゃんと頭の整理をしたり、まとめておきたいと思った事を書いて開こうと思います。 誤字脱字、乱文駄文はお許しください(>人<;) にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.01 03:47:53
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