セブン
評点 ★★★★ こうくるとは思いませんでした。犯人のプロセスの順番が・・・。【中古】 セブン /ブラッド・ピット,モーガン・フリーマン,グウィネス・パルトロウ,ケヴィン・スペイシー,アーノルド・コペルソン,デヴィッド・フィンチャー,アンドリュー 【中古】afb●1995年度 アメリカ映画 監督:デヴィッド・フィンチャー 脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー 撮影:ダニエル・コンジ 出演:◇デビット・ミルズ刑事/ブラッド・ピット◇ウィリアム・サマセット刑事/モーガン・フリーマン◇トレーシー・ミルズ/グィネス・バルトロー◇警部/R・リー・アーメイ◇ジョン・ドゥ/ケヴィン・スペイシー◇マーティン・タルボット検事/リチャード・ラウンドトゥリー●あらすじ とある都会の街。退職が後1週間と迫ったベテラン刑事=サマセットと、この町では新人の若手刑事ミルズが事件現場に急行する。暗い部屋の中、信じられないほど太った男が、スパゲッティの皿の中に顔を突っ込んだまま死んでいた。死因は食べ物の過剰摂取と、その状態で殴打されたがための内臓破裂と思われたが、他に証拠は何一つなかった。だが、彼の手足が縛られ、銃で脅されながら食事していたことから、殺人事件であることが判明する。現場には「GLUTTONY(暴食)」の文字も残されていた。翌日、別の事件が起こる。●感想 カメラワークが見事で、緊迫感があります。それと、事件の順番がよく考えられている。七つの大罪は、人間を死に至らしめる大きな罪としてキリスト教では名高いようですが、それをモチーフに、この発想は凄かったですね。この映画は見てもらうしか書きようがなく、他の感想は上手く書けませんが、犯人を追跡する前に既に刑事二人が彼の手の内に合ったことを考えると、こういう犯罪はもししようとすれば防ぎようがないのかもしれないな、と思わせる恐ろしさがありました。 先日、駅のホームで、日本でも捕まっていない殺人容疑者の手配写真を見掛けました。現実も、意外と怖いです・・・。