以前、大学の
バル同輩や
バル後輩のことを書いたことがあるが、先週の休みに先輩に会った。先輩達は、同輩や後輩に比べて性的にあまりに毒気がある極悪人たちの集まりなので、健全なこのレポートから全世界に発表するのははばかられるのみである。
某一流生命保険会社で働く先輩Mは、相変わらずの口八丁手八丁バイタリティを維持しつつ、右翼的口調で弾丸のように話し続けた。この先輩Mにはタイのコサムイ島から本土に帰るフェリーの中で偶然出会い、その後10日間程好き放題に僕にされた苦い経験を持つ。
その後もフィリピンで出会い、引き吊り回しの刑にあったという苦い経験もある。
この先輩は、学生時代、急にバイクの免許を取り、オーストラリアに行き、バイクを購入し、アリススプリングス、エアーズロックまでぶっとばした経験の持ち主であり、休学してソ連や東欧で顰蹙の旅行をしてきたという困った人である。
マニラで、やっとMさんが帰国ということで、やっと解放されて、うだうだしていると、3時間後タクシーが私の泊まっている民家の前に停まり、「オイ!帰ってきたぞ、ユナイテッド航空が延期で飛ばなかったわ。一流ホテルのホテルとお小遣い2万円もらったわいやわいや!オイ!今から豪遊じゃあ」
と学生なりの豪遊が始まった。何せ、ここ1ヶ月で3~4万円ぐらいしか使っていないのである。
早速、我々は、歓楽街に繰り出し、ベロベロに飲み、フラフラしていた。
「オイ!アレ買ってきてくれ!」そんな無謀な要求もされた。
「こんなところには売ってません」との私の反論も無視し、彼は叫んだ。
それからフィリピンプラザホテルに夕刻に行った。世界でも有数の美しい夕日の見られるマニラ湾に面するイメルダの常宿でもあるホテルである。日本のヤクザがスペイン系のタレントの卵を両脇にはべらして、なかなかむかつく所でもあった。
夜な夜な、というより、朝まで飲み歩いた・・というのは、実は昨日も一昨日もしたところだったけど(昼間は寝ている)お金の大小に関わらず、楽しいことであった。
まあ、そんな話はしなかったけど。会えば、学生時代に戻るのだなあ。