スチュワデスが呆れたドクタートヒモイ公式げすとはうす ～世界は基本的に広い～んですけど・・

明日、神奈川県川崎市ではサンバカーニバルがあり、全国のサンバダンサーがやってくるのだが、間違えて、カメラ小僧の私は今日来てしまった・・・というのは、間違いである。ドコが間違いか、小僧ではなく、哲学者であるというところが少し間違いなのである。

川崎大師は、本日、縁日である。招待されたのである。川崎縁日委員会からではなく、自分の心に招待されたというか、まあ、昨日、インターネットサーフィンたるものをしていて、何となくピピーンときたまでである。こういうのをスピッチュアルっていうんだろうか。

世見通り。飴を切り刻むナタの音が響く。スピチュアルな部分に、１０代から２０代どんなけはまってしまったんだ。今、スピチュアルブームが到来して、その軽薄さにケッと思ってしまっている中年男、飛行機に乗ってやってきた。

飴がこね回され、男前たちが、まな板をリズムよく叩いている。職人、その一生は深いものがあるのだが、職人、その一生、定年もないのだが、職人その一生、まな板を叩く単調と鍛錬の日々を思うと涙がでそうだ。

ダルマよ、ダルマよ、ああ、達磨よ。

大師よ、大師よ、ああ、大師よ。


今日の縁日のメインテーマは、風鈴である。風鈴火山の世界であった。



しかし、私が興味があるのは、やはり、仏陀である。修行僧であり、天女である、ルシファーであり、鬼である。

獅子の目にコンタクト。

亀。獰猛。

ツルカメブッダ

少し、エッチ、Ｈの語源はヘンタイ。


弘法大使にわらじ。わらじは絶対走りません。（ＢＹふじわらしんや）

アナタハナニシニキタンデスカ？ワタシハナニシニキタンデスカ？


日本では、どこにいっても、なかなか荘厳な気分やかしこまった気分やおごそかな気分にならないのは、宗教がお祭り、ハレとケで何となく密着しているから？商業主義的だから？どことなくキッチュだから？

猿も登場する。見世物は祭りや縁日に持って来いだ。やっぱりカミサマとの距離が近い、心地よいオフザケだから軽いのか。


考えれば、毎月、数箇所のお寺神社に行っているというのに、１銭もお賽銭してない不届きモノです。根が穴アキーというか虚無主義というか・・・もったいないというか・・・


でも、何故だか、生まれながらに煙が好きなんだ。子供の頃は、タクシーのＰＬガスの臭いが好きだったんだ。その後、まあ、省略というか、前略、じゃなく、全略。

古代蓮。このつぼみは、古い絵画に描かれている。

そして、今からもう帰ります。川崎大師駅から３駅で、関西の尼崎といわれる川崎へ、乗り換えて、蒲田経由の羽田空港行き直行便に乗るだけ。

それにしても、醜悪なこと、悪行、淫猥なこと、卑しいこと、それらが自然に根ざしていれば、美しいんだ。

まな板を叩く音の中で、よく見ると、多くの職人に混じり、人形も頑張っていた。アア、来てよかったかもな、フッ、なんて気障に思える瞬間。

だから、なんなんですか？

だから、まんじうなんですか？

最期に、不埒というか、ふしだらにも、倒していいのですか、大師？というか、今日、東京に来ましたが（もう今日帰ってきましたが）一言も喋ってないし、飯も食ってないです。ズイブン、関東に貢献してしまった気もします。