東洋のナイアガラに行ったのは、何も、好き好んで、滝に打たれるわけではなくて、ここだけの話、きのこ洞窟見学も兼ねていたわけであった。
遠慮して、入場料2,300円を入ろうとすると、滝を見るのは無料ですよ、ここからの入り口は有料ですよ、と釘を刺され、ほんまに入るのといった不審な顔をされたことから、不安になるのであった。
ちなみに、東洋のナイアガラを検索すると、
群馬県のここ(行ったことある)、も有名なようである。まあ、そういうことは置いといて、きのこ尽くしである。
キノコ栽培の地を訪れたのは、何を隠そう、タイのコサムイ島(というか、サムイ島、というか、タイ語でコは島)のビッグブッダビーチにあった。80年代は、それも嗚呼堂々の、「MAGICMASHROOMGARDEN」と立て札が立てかけており、何週間も滞在していた私は、そこの親父とすっかり、何故だか、仲良しこよしとなり、船の着くナタウンだっけで、偶然会うと、何してんだい、とか、バイクですれ違うと(レンタルバイクしてたから)手を挙げて挨拶してくれるほどであるが、最後まで、今日は、俺のおごりだ!とはいってくれないのは、玉に瑕って感じであった。
といっても、元々は、馬糞に生えてくるキノコ、このおっさんのレストランには、メニューがキノコ料理しかなく、キノコ尽くしであり、いつ通っても、客はいないのだが、たまーに、見ると、なんだか、客がにやけているような気も気のせいかするのであった。
メニューは、まあ、結局、よくある、オムレツとかシェイクとか、まあ、簡単料理なのだが、あのにやけたおっさんが、調理室で、真剣に卵の真横に顔を置いて、フライパン10センチから卵を真剣に落としている姿を見たのであった。
大抵の人間は、気恥ずかしいからか、お持ち帰りにするようで、レストランでのんびり、食べているような奴は、恥知らずである、かも知れない。私のように。
ちなみに、私が聞いた噂では、タイでは、マリワナについては、吸っているところを見られるのは、ジイコウイを見られていると同じらしい。
そんなわけで、私は勝手に重要顧客の一員とされたのか、一緒に、おっさんと農場見学しながら、見学のみするのであった。
考えれば、バリ島はでっかいこのこだったけど、こっちはひょろーりきのこだったりなんかして。
そんなこんなことを少しばかり思い出しながら、キノコの魅力って、あの変な姿と生態なんだろうなあ、本体は土の中で、地上に出ているのがおまけっていうのがおもろいなあ、の世界である。
あ、ここのキノコ館の話だったなあ。結構、足早に、通り過ぎたって感じだったわ。
しかし、あれは、肝臓と視神経をイカシテしまうから、やりすぎると、バカになる。実際、ジュライで自殺した人も居たなあー。
まあ、そんなこんなで、キノコについては、私の場合は、詳しくは知らない。
少年よ、大志を抱け!と思わざる得ないのである。クラークは、山師である。日本にいたのは、たったの7ヶ月であり、帰国してから鉱山開発の山師となり、成功することなく、死んでいったのであった。
クラークは、実際、なんていったのか?ボーイズ、ビー、アンビシャス、アズ、ミー!つまるところ、オイラのように、野望を持ってみな!ってことである。さすが、北海道を通り過ぎた男!
ブッダもキノコに当たって死んだという。
マタンゴ!
よしもとばななのバリ夢日記読むなよ、不思議な国のアリス、大きくなったり小さくなったり、よくわかるねえ。
そんなこんなで、今宵は、キノコづくしで、油で揚げただけ。
2009年4月鹿児島旅行
霧島、熊襲の穴
霧島を走る
霧島アート 伊佐、木曽の滝
伊佐、キノコ洞窟
出水市日本一の鈴
水俣市にて
出水武家屋敷、霧島市京セラ