相場のベクトル
株式市場が活況です。といっても去年程ではない。去年は、何を買っても上る相場だった。失われた10年に溜まった相場上昇エネルギーが一気に爆発したという感じ。その反動で今年は、下落している・・・・と思ったら、底堅い展開に。15,000円を割る事態にはなったけれど、16,000円台で安定している。年末に17,000円台に戻る・・・かもしれません。考えられる理由として、1)企業業績、設備投資が順調2)外国人が日本買いを基本スタンスにしている3)失業率の低下、個人消費が順調などが挙げられる。来年もこの状況は変わらないと思っています。とすると、投資するなら今かもしれません。ただ、中期的及び経済サイクル的には、来年以降に一度、踊り場が出ると思います。ここで、下落になるか上昇するかが、日本経済の長期的な転機になるような気がします。つまり、単なる景気循環による下落ではなく、日本経済の様々な顕在的問題(人口、年金、労働力、海外状況)に対する答えがそこにあるような気がします。海外への投資も視野に入れておく必要があると思います。インド、中国、ベトナム、タイへの直接投資も考えられますが、情報量やリスクヘッジの視点から、やはりここは投資信託やラップ口座、ヘッジファンドなどの運用の活用も有効だと思っています。もちろんコスト高だが、時間は削減できます。コストを取るか時間を取るか・・・。いつか、このテーマでセミナーしようと思います。話を戻して、今年から来年前半は、上昇トレンドだと私は予想しています。あっ、塩じぃ税制の問題を忘れてた!