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子《し》曰《のたま》わく、君子《くんし》は上達《じょうたつ》す。小人《しょうじん》は下達《かたつ》す。(憲問第十四)
《参考》子曰わく、君子は義《ぎ》に喩《さと》り、小人《しょうじん》は利《り》に喩《さと》る。(里仁第四) 《参考の訳》君子《くんし》は正しい道理《どうり》に従うから事《こと》をなすにただ義《ぎ》にある。しかし、小人《しょうじん》は欲《よく》に従うから、事《こと》をなすに、ただ利益を考える。 《訳》先生が言われた、「君子《くんし》は高尚《こうしょう》なことに通じるが、小人《しょうじん》は、下賤《げせん》なことに通ずる。」 《解説》孔子は、身近な問題を題材にして、良き事は実行できるようにし、悪い事(行ってはならないこと)は、実行しないようにして自身の人間性を磨く事を説いている。 その事柄は、常に日常起こりうる身近な問題で、人間の行いに関わることを学んで自分自身を磨《みが》くことである。 つまり、「下学上達《かがくじょうたつ》」が基本になる。常に身近な、卑近な所に力を注ぎ(「下学《かがく》」)、そうして一歩《いっぽ》一歩徳《とく》を修《おさ》めて「上達《じょうたつ》」を目指す。 君子《くんし》と小人《しょうじん》はその志《こころざ》すところが異なっている。上達するか下達《かたつ》するかの分かれ道は、行いの始めが理にしたがうか、欲にしたがうかにある。その点はよく心得なければならない。 <こころ> クリックお願いします。m(_ _)m 人気ブログランキングに参加しています。 どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.07.09 07:30:00
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