秘境ローシンにて
この間、ほんの一寸だけ一時帰国したのは、卒業以来45年ぶりの中学の同級会に出るためであったが、そうするのにタイを経由して、潜っても来たのだ。ウィーンからバンコクに着いたその夕方にはまた国内線に乗り、さらに船で11時間かけ、マレーシアとの国境近くの秘境ローシン、島と云うか岩礁の傍で潜ったのだった。昨年行った時のように、ジンベイザメと遭遇することを期待していったのだが、そしてその時の写真はしばらく前に初めて投稿したさるダイビング雑誌に掲載されたのだけれど、今年のこのツアーでは現れることはなかった。水温もずいぶん高かったし、最近知られるようになったのか他に2隻の船がいて相当数のダイバーが潜ったのだから。それでも、その岩礁の周りに広がる珊瑚礁の魚影は濃かったのだ。 ギンガメアジの群れ、それは何度も現れた。 近づいてみれば、こんな風だったのだ。ひとり違う方向に向かうやつもいる。 孤高に。また、夫婦で。そして、見慣れたものたちもいろいろといたのだ。 珊瑚の白化現象をみると、そしてそれは至る所にあったのだが、心が痛んだ。水温が少し下がれば、珊瑚虫が戻って来てまた元に戻るはずだというのだけれど。 この続きはまたの機会に。明日ブリュッセルに飛ぶ。 にほんブログ村 ← もしお気に入りの写真があったときは、クリックしてくださいませ。にほんブログ村にほんブログ村