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テーマ:学校・教育(168)
カテゴリ:学校・教育
内閣府は12日、「食育に関する意識調査」の結果を発表した。食べ物や栄養などに関する正しい知識を身につける「食育」という言葉を知っていた人は65・2%で、2005年の前回調査(52・6%)に比べ、12・6ポイント増えた。
ただ、正しく意味を知っていた人は33・9%(前回26・0%)にとどまった。日ごろから食育を「実践している」と答えた人は55・8%、「実践していない」は41・2%に上り、国民生活にはなお浸透不足の面が浮き彫りになった。 内閣府は「啓発活動を強化し、食育への関心を高める必要がある」としている。 家庭での食育の実践の実態については、「毎日朝食をとるなど規則正しい食生活に努めている」「栄養バランスに気をつけている」が、それぞれ9割近くに達した。ただ、必ず実践している人は、「規則正しい食生活」が約7割、「栄養バランス」が約3割だった。 一方、調査では、メタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)についても質問。言葉も意味も知っていた人が77・3%に上り、国民の関心の高さを示した。 食育とは、食に関する正しい知識を身につけ、健全な食生活と食文化の継承などを図る考え方。05年7月、食育推進に向けた国や自治体の取り組みなどを定めた食育基本法が施行された。調査は2回目で、今年3月、全国の成人男女3000人を対象に実施し、有効回収率は61・0%だった。(参考=5月12日 読売新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月13日 08時41分33秒
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