テーマ:社交ダンス(8651)
カテゴリ:ワンポイントレッスン
台風7号の接近と共に、キャロル先生が来日されました。前回来られた時も雨、その前は雪でしたので、「日本では、雨女って言うんですよ。」というと、「ロンドンが雨ばかりなのは、そのせいね。」妙に、納得されています。
初めて5月のグランプリで決勝に残ったことを報告すると、とても喜んで下さいました。その時の審判に伺った、私達の「出し惜しみしてるみたいに見える」ダンスをどう改善したらいいか、今回はそのアドバイスを頂きました。 私達の一番得点の低いチャチャチャの振り付けを一通り踊ってみると、先生は、おっしゃいました。 「床の表面(on the floor)で踊るのではなく、床の中に向かって(into the floor)踊るのよ。」 つまり、足の上に完全に乗り切るということです。これは、基本中の基本ですが、私達には足りませんでした。これから1時間、ダンスをされたことのある方なら、皆さんご存知の(オープンフェンシング・ポジション~ファン~ホッケー・スティック~ニューヨーク~)という、いってみれば「いろは」のようなベーシックルーチンを繰り返し何度も踊りました。 「相手のコネクションが見つかるまで、体を進め続けるのよ。1で止まってはだめ。」 T先生が、このレッスンをビデオに撮って下さいました。家に帰って、もう一度ビデオを見て、キャロル先生は辛抱強いなあと、感心しました。何度も同じことを違う言葉で説明して下さって、私達が出来るようになるまで繰り返して下さっています。 そして、ビデオの最初と比べると、最後の方は見違えるように進化している自分たちがいました。これは、同じ次元で上達する「進歩」ではなくて、別の種類に生まれ変わる「進化」なんです。 先日のパーティで、外人選手たちの踊りが、明らかに何か別の種類のように見えたのは、この床に対する圧力のかけ方の違いだったのだと思います。やっぱり、ベーシックが重要なんだ。このことを改めて認識させられました。 ビデオを見て、もう一つ、普段気がつかないことに気付いてしまいました。 「ねえ、わたしって、後ろから見ると、おたまじゃくしみたいじゃない?」 まん丸い頭の下から、一つに結んだ髪がニョロっと出て、そのものです。 駅のキオスクやお土産屋さんで、「ご当地キティちゃん」というのを売っているの、ご存知ですか?千葉県は、成田山キティ、新潟はお米キティ、静岡はみかんキティ、岡山は桃キティなんて言う感じで、小さな携帯ストラップのキティちゃんがいろんなかぶり物をしてるんです。 私は、そんなの無いと思うけど、「おたまじゃくしキティ」みたいでした。 ちょっと、ショック。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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