テーマ:社交ダンス(8376)
カテゴリ:その他
予定より10分遅れで新居に到着した時、丁度、引越のトラックがやってきてやれやれ間に合ったという感じでした。
すっかり家具のなくなった部屋で踊ったり、管理人さんやクリーニング屋さんとおしゃべりしてて予定より出発が遅れたので、皆さん先に来られているんじゃないかと心配していたんです。 玄関前に行ってみると、やはり既にケーブル会社の工事の方々とガス会社の方がにこやかに待っておられました。 うわ~、ごめんなさ~い。 ガスの開栓の方は滞りなく済んだんですが、ケーブルの方はいろいろありました。 「テレビ先に持って来ていただけますでしょうか。」 そうですよ。テレビないとケーブルつなげないですもんね。このケーブル会社の売りは、オンデマンドで映画なんかが好きな時に好きなだけ見られると言うところです。 映画好きとしてはたまりませんね。 ところが、このマンションは双方向の信号に対応してないとかで、その機能が使えないということがここにきて判明。 残念。一応、近所にTSUTAYAあるとこにしといてよかった。 「つぎ、電話機すぐ出ますかね。」 おお~っと。どこに入れたでしょうか。 電話もケーブルを利用することにしたんです。その方が安いので。 最初は奇麗にジャンル分けして箱詰めしていたんですが、引っ越し前夜は必死だったので、もう何でもかんでも詰め込んじゃってましたから。でも、私は強気な発言。 「箱に電話機って書いたよ。小さい箱だった。」←キッパリ 引越業者の方が懸命にトラックの中を探して下さいましたが、なかなかもどってこられません。 ついに大将が『ぼくも一緒に探してくる。』といって、出て行ってしまいました。 大物家具が次々と運び込まれている家の中で、ケーブル会社の方々と私は居場所がなく、ベランダから広大に広がる関東平野を眺めていました。 この辺は以前住んでいたところと違い、まわりに高い建物がないので地平線まで続く民家を一望出来るのです。 お城好きの大将は、『天守閣の殿様気分』を味わえて大喜びでした。 私達が景色を愛でていると、後ろから低い声が響いてきました。 「ダレが『電話機』って書いたって?」 あれ、なんか気まずい感じ?大将が電話機持って戻ってきました。 「『パソコン』て書いてあったよ。それに小さい箱じゃなかったし。」 あれ~。ゴメンゴメン。 後ろで一緒に探して下さった引越業者の方が笑ってます。 引越が全て終わってみなさんが帰られたのは6時半。 もう、すっかり日が暮れたころでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他] カテゴリの最新記事
|
|