テーマ:社交ダンス(8677)
カテゴリ:TVのはなし
水曜日、偶然テレビをつけたらやっていた『アメリカン・ダンス・アイドル』。
視聴者参加型のダンスオーディション番組です。 原題は「So you think you can dance」といいます。 イントネーションによっていろんな意味に取れるんですが、『あっそう、自分は踊れると思ってるわけね。』みたいな意味だと思います。 ダンサーの端くれとしては、聞き捨てならないセリフ、大将も私もがっぷりつかまってしまいました。 もうすでに男女7人ずつまで搾られてきていたんですが、これまでの経過をハイライトで見るとこの14人がただものでないことが分かります。 全米各地で行われた最初のオーディションには何千人もの『自分は踊れる』と思っているダンサーが集まりました。 ダンスを職業にしている人もそうでない人も、老若男女、有象無象、人種も様々な人たちが、自分の一番得意なジャンルのダンスを見せて、まずは第一次審査です。 審査員は3人で、社交ダンス、ヒップホップ界の大物と番組プロデューサーが担当します。 一人ずつ踊ったあと、審査員の簡単なコメントがあるんですが、これがきわめて強烈なんです。 褒めるときはべた褒めで、 「君はアメリカでトップ10に入るダンサーになる。」 「こんなに多種類のダンスをこなせる才能を見たことがない。」 「表現力の素晴らしさは群を抜いている。」 なんて言われる人がいると思えば、逆に 「これほど最低最悪のダンスは見たことがない。」 「踊りながらなんでポパイみたいなくしゃくしゃな顔が出来るんだ?」 「ホントにダンスのインストラクター?うそだろ?」 なんて、ぐさっとくるコメントも続出です。 こうして第一次審査を通ったダンサーは第2次審査に進みます。 5分でヒップホップの振り付けを覚えて、みんなでフロアで踊るんです。 そういうのに慣れていないダンサーはここで脱落します。 カタリーナのレッスンでパソの振り付けが変わって、『明日試合なのに~。』なんて言ってるような奴はお呼び出ないってことです。 5分ですよ。でもブロードウェーのオーディションなんかも、一度教えた振り付けを全員がすぐに踊っちゃったりしますもんね。 レベルが違うって言うのがここでもうはっきり分かりました。 『自分は踊れる』なんてとても言えません。 さて、勝ち残ってきた14人のダンサー。 今度は自分達が得意でないジャンルのダンスにカップルで挑戦します。もちろん即席カップルです。 そして視聴者の投票によってこの中の男女1人ずつが落ちていきます。 みんな素晴らしい身体能力を持った人たちばかり、いったいどんなダンスを見せてくれるのか、そして誰が勝ち残るのか、目が離せなくなってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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