テーマ:社交ダンス(8376)
カテゴリ:その他
日本は世界一の長寿国です。
でも、自分は一体何歳まで生きるのか,真面目に考えた事なんてあまりないんじゃないかと思うんです。 保険の切換え時を迎えたのでライフプランナーの方に家に来て頂いて、自分たちのライフスタイルに合った保険の賢い選び方についてアドバイスを御願いしました。 社会人になると同時に、薦められるままに入っていた生命保険。 今から考えると実に勿体ない事をしてしまったなというのが率直な感想でした。死んで何億もいらないですよね。自分は天国なんですから。 保険に入っておられる方は,もう一度自分がどんな保険に入っているのか、早めに見直してみる事を御薦めしますね。 まず、私が全然知らなかったのは『特約』というのがついているのは、すべて『おまけ』だということ。 パックになった終身保険にくっついてる特約、例えば入院したら一日いくらもらえるとか、手術をしたらいくらもらえる、みたいのは終身じゃないんですよね。期限付きなんです。 10年経ったら特約の方は値上がりするんですよ。しかも60歳過ぎると入れなくなったりして。 ご夫婦一緒にという場合も、主契約者のご主人が亡くなったり離婚したりすると、奥さん用の医療保険も皆消えるんです。通常女性の方が長生きですから,これは困りますよね。 更にびっくりしたのは、上皮内新生物っていう聞き慣れない言葉、これ実は初期がんのことなんですけど、その場合はお金は出ませんて書いてあるんですよ。しかも一度なってしまうと,再発してももらえないんです。 保険会社っていうのは、絶対もうかるようにできてるんですね。感心してしまいました。 2時間ほどお話を伺ったあと、二人で電卓片手にいろいろ計算しました。 60歳払い済みは、何歳以上生きた時お得か。 医療保険のほかに、ガン保険は入る必要があるか。 貯蓄型生命保険はいくら入るべきか。 人生何があるか分りません。 年金だって当てにならないですからね。 極端な話、入ってた保険会社がつぶれちゃう可能性だってあるんです。 でも、そういった漠然とした中から物事を決めるには、やはり統計とか確率なんかを参考にするしかないんですよね。 日本人の平均寿命は年々伸びていて、60歳払い済みはその平均寿命まで生きると3年分くらいお得な計算になっていました。数年前の平均寿命で計算して設定した金額なんでしょうかね。 日本人全体の死亡原因のトップは、1981年以来今日までずっとガンで、男性は40歳代から、女性は30歳代から死亡原因の一位になるそうです。 厚生労働省の資料によると、一生の間に日本人男性がガンに罹る確率は2人に1人。女性の場合は3人に1人とのこと。 昔は結核になると死ぬみたいな事いわれてたのが今では治療法が確立されて死に至らなくなったように、ガンもそのうち画期的な新薬が開発される可能性はありますが、それが60歳になる前に実現するかどうかは予測出来ません。 万が一自分が90歳過ぎてまで生き延びていたら、『やっぱり60歳払い済みの方がよかった』ってなるかもしれないし、一生ガンにならない可能性だってあるんですよね。女性の場合3人に2人はガンにならないまま亡くなってるんですから。 それで、『私達って、何歳まで生きるんだろう。』という話が出て来たんです。 両親やその兄妹、祖父母のことを考えて、大将は75歳くらい,私は多分相当長生きという結論になりました。 ひいおばあさんなんて99歳まで元気に生きてましたからね。 保険て月々の支払いは大した事ない額かもしれませんが、一生涯続く大きな買い物なんです。 みなさんも何かの機会に、一度じっくり自分の一生を見渡してみるのもいいかもしれませんよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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